IT人材(あいてぃーじんざい)
IT人材とは、情報技術を活用し、システムを導入・運用する人材のことである。
求められるスキルとしては、ITを適切に取り扱えるスキルや人間力、思考力、ドキュメント作成能力などが挙げられる。
さらに、IT人材は、システムの運用保守を担当する従来型IT人材、デジタル技術やITツールを戦略的に扱える高度IT人材、ビッグデータやAIなどの最先端技術を使いこなす先端IT人材の3タイプに分けられる。
IT人材はタイプによって保有するスキルが大きく異なるので、採用する際には必要なスキルを持った人材にターゲットを絞ることが重要になってくる。採用ニーズの高いIT人材を確保するためには、従来に捉われない多様な採用方法を導入するほか、選ばれる企業になるために働きやすい環境を作ること、またアウトソーシングや業務委託などを活用して外部の人材に頼ることなどが挙げられる。
IT人材を育成するためには、素養がある社員を対象とした外部研修やOJTの実施、学習環境の整備、資格取得支援の実施などが有効な施策として考えられる。目的を明確化し、自社の状況に合った採用・育成方法を取り入れることがIT人材を獲得するうえで重要なことである。
更新日:2024/07/04