ガクチカとは「学生時代に力を入れたこと」の略で、就活生がよく用いる言葉である。
面接やエントリーシートにおいて必ずといってよいほど聞かれる定番の質問であるため、就活性が略して呼ぶようになった。

企業は「学生時代に力を入れたこと」を質問することで、就活生の価値基準やスキルについて知ることができる。さらに、ガクチカを通じて何を学び、どう成長したかなどということについても聞くことで、物事に取り組む姿勢や自発性・思考力・解決力などの把握が可能である。

一方でガクチカはあくまで自己申告であり、学生の思考や価値観を知るためのヒントに過ぎないことは理解しておくべきである。企業に好まれるガクチカを事前に用意しているケースも多いため、深堀り質問を行い、その対応から本質を見極めて解像度を上げていくことが重要だ。