Googleが優秀な人材を採用するために決めている4つの採用ルール
Googleの人材戦略は採用が決まったあとも続きます。Googleでは、同じ仕事をする人でも企業への貢献度によって自社株が支給され、収入に大きな差が出ます。野球なら成績のよい選手が高収入を得るのは当たり前。人気選手をチームに留めるためなら、チームは大金を支払います。ボック氏はGoogleも同じだといいます。そして小さな企業でも、貢献度の高い人を優遇するという方法をまねるべきだと勧めています。
もうひとつは、従業員のなかで仕事が一番できる人と一番できない人に目をむけること。まず、最高の業績を出している人がどのように成功しているのかを探り、ほかの従業員にコツを教えてもらいましょう。一番できない人については、まず採用担当者が、採用したときの理由を思い出すこと。そして、その人の特性が今のポジションに合っているかどうか再確認します。もし特性が活かせていないのであれば配置替えをすべきでしょう。
ボック氏は、完璧な企業文化やワークフローというものはないと語っています。採用や人事の担当者はこのことを理解し、常に実験的な試みとイノベーションを繰り返すことが必要なのです。
- 人材採用・育成 更新日:2017/02/22
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