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マイナビ転職フェアについて徹底解説!エントリーから出展までの手順

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「自社が求めている求職者となかなかめぐり会えない」というのは、採用に携わる全ての人が抱える課題でしょう。「これだ!」と思えるような人材はとても少ないため、そうした人材と出会うには数えきれないほどの求職者と話をする必要があります。

その課題を解決する方法の1つとして「マイナビ転職フェアに出展する」というものがあります。来場者の数が非常に多いことに加えて、自社のことをそもそも知らない求職者に対しても効果的にアプローチできるからです。

しかし、「準備が大変そう」「出展までの手順がわからない」と考えて出展をためらってしまう企業は多いはず。そこで、その不安を払拭すべく今回は、ある企業がエントリーをしてからマイナビ転職フェア出展に至るまで、どんなことをしているのかを、マイナビ転職フェアとはなにかを説明し、事前準備編とイベント本番編に分けてレポートしてみました! ぜひ、出展を検討する際の参考にしてみてください。

<取材協力>

サムライト株式会社
「広告を情報に変える」のミッションのもと、オウンドメディア立ち上げやコンテンツ制作支援事業、ネイティブ広告事業を展開する企業。
http://somewrite.com/

マイナビ転職フェアとは?

レポートをしていく前に、まずは「マイナビ転職フェアとは何か?」について解説をしましょう。マイナビ転職フェア(旧・マイナビ転職EXPO・セミナー)とは、株式会社マイナビが主催する中途採用向けの集合型転職イベントです。

会場の中に数多くの企業がブースを出展し、転職意欲の高い来場者がそれらのブースをめぐって企業の担当者と直接話せる交流の場となっています。東京を中心に名古屋・大阪などで開催されており、求職者は入場無料・服装自由で履歴書なども必要なく気軽に参加できます

出展する企業のメリットとしては、求職者と直接話をして企業の事業内容や魅力を伝えられること、求職者の考えや人間性などをその場で理解できることなどが挙げられます。

また、イベント特別スカウトや資料コーナーのようなブースへの訪問を促進させるようなコンテンツも充実していますし、ブース訪問者の受付票データを企業専用のページで一覧化できるため便利です。

マイナビ転職フェアの概要の後は、出展企業がどんなことをしているのかについて「事前準備編」「イベント本番編」の2パートに分けて解説していきます。

マイナビ転職フェアへの参加で効果を実感した事例はこちら。
関連記事:転職フェアで求職者の会社理解を促進、内定辞退率ゼロを実現
関連記事:転職フェアでは、働くイメージが伝わりやすい。母集団形成とともに、ミスマッチ減少と採用プロセスの短縮に成功。
関連記事:求職者との対話を通じて、強い志望動機を形成。転職フェアに2度参加し、計4名の採用に成功

事前準備編

マイナビ転職フェア開催前に準備しておくべきこととして、大きく分けて「エントリー」「会場で使うものの手配」の2つがあります。それぞれ順に見ていきましょう。

<エントリー>

マイナビ転職フェアへの参加は、まず出展企業としてエントリーすることからスタートします。マイナビへ出展の申し込みをすると、出展企業用のログインID・パスワードが発行されるため、その情報を用いてイベントサポートページへログインしましょう。

ログインを済ませた後は、出展に必要となる項目を各ページで入力します。入力項目としては、以下のようなものになります。

パンフレット原稿の入力

会社概要や募集する職種、採用担当者からのメッセージなど。
自社のことを全く知らない人に読んでもらうことを前提に、専門用語は使わずにわかりやすい表記を心がけましょう。

参加連絡票の入力

採用担当者の連絡先や当日の参加人数など。
ブースにいる担当者を決めて、イベント開催前にスケジュールを押さえておきましょう。

レンタルオプションと電源の入力

必要な電源の数やレンタルする機材の申請など。
会社説明やブースの装飾のために、必要な機材を洗い出しておきましょう。自社で用意ができないものは有料オプションとして借りることも可能です。

荷物の入力

事前発送する荷物の個数など。
大きなものや重いものを運ぶならば郵送が便利です。荷物の個数と会場の到着日を登録しておきましょう。

これで、マイナビ転職フェアへのエントリーは完了です!

<会場で使うものの手配>

マイナビ転職フェアの会場で使うものとして「展示物」「自社紹介用パンフレット」「プレゼンテーション用の資料」が挙げられます。

展示物

各社のブースは「壁にポスターやパネルを貼りつける」「机にテーブルクロスをかける」「椅子にカバーをかける」などの装飾をすることが許可されています。展示物によって、自社の事業内容や募集職種が一目でわかるように工夫しましょう。

自社紹介用パンフレット

自社ブースと資料コーナー(後半パートで詳しく解説)には、各企業のパンフレットを置くことができます。

求職者はイベント当日、パンフレットの内容を参考にしながら訪問先を検討します。また、帰宅した後にパンフレットを読み返しながらブースでの説明を思い出したり、応募を検討したりするケースも多いものです。

採用に結びつく重要な資料という意識を持ち、丁寧に作りこみましょう。「自社のことを全く知らない人が読んだときに、理解しやすい内容になっているか」は、資料の出来不出来を判別する基準になります。

パンフレットを制作する際には、ぜひマイナビの営業担当者に相談してみてください。訴求したいポイントのヒアリングから資料制作に至るまで、弊社がご協力致します。

プレゼンテーション用の資料

プレゼンテーション(後半パートで詳しく解説)で使う資料を、パワーポイントなどで作成しておきましょう。自社の事業内容や仕事のイメージを求職者が理解しやすくなるように、内容を作りこみます。

とはいえ、多くの企業は会社説明会などのために、こういった資料は既に作っているケースが多いかもしれません。

イベント本番編

事前準備が全て整った後は、いよいよマイナビ転職フェア本番です!当日に実施することは、大きく分けて「プレゼンテーション」「求職者との個別面談」「資料コーナーでの会話」の3つがあります。それぞれどのようなものか、順に見ていきましょう。

<プレゼンテーション>

事前に準備したパワーポイントの資料などを壁に映写しながら、プレゼンテーションをします。限られた時間の中で、なるべく多くの求職者に自社の情報を知ってもらうためにオススメの方法です。

マイナビ転職フェアでは映写用のプロジェクターをレンタル(※)できるため、ノートパソコンと発表用の資料さえあれば簡単にプレゼンテーションの準備が整います。

※…備品・機材のレンタルは有料オプションとなっていますので、事前に金額を確認しておきましょう。

プレゼンテーションをする際には ①口頭での説明や展示物などで、開始時間を事前に告知すること ②たとえ自社ブースに誰もいない状態でもプレゼンテーションを開始すること が重要です!開始時間がわかっていれば求職者はブースへ足を運びやすくなりますし、プレゼンテーションを開始した時点で誰も求職者がいなくても、実施中に人が集まるケースも多いからです。

<求職者との個別面談>

自社ブースを訪問してくれた求職者と個別で面談を実施します。この面談の内容次第で、求職者がその企業に持つ印象は大きく左右されるため、マイナビ転職フェアの中でも特に重要な作業です。自社の事業内容や強み、求める人物像、各種就業条件など、求職者にきちんと説明できるように準備しておきましょう。

<資料コーナー>

会場には、各企業が自社のパンフレットを置ける「資料コーナー」があり、このコーナーのみ企業側から求職者へ自由に声をかけることができます。

出展までの流れは意外にシンプル。あなたの企業も参加を検討してみませんか?

ここまで見てきたように、マイナビ転職フェアへのエントリーから出展までの流れは意外にシンプルです。たとえ今まで出展した経験のない企業でも、この記事の内容を元にすれば準備はすぐに整うでしょう。

転職意欲の高い求職者が多く集まり、採用に結びつきやすいこのイベント。あなたの企業も、一度参加を検討してみませんか?最後に、出展企業であるサムライト株式会社の感想を聞いてみましょう。

  • 人材採用・育成 更新日:2017/04/18
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