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7つの退職理由からさぐる定着率改善プラン。離職防止のために企業ができること

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退職を一日で決める人はいません。社員は、数日、数か月、ときには何年もかけて、退職の意思を固めていきます。その間、仕事に対するモチベーションは、階段を降りるようにさがっていきます。本書には、社員が入社してから、やる気をなくし退職を決めるまでの思考プロセスが次のように説明されています。

  • 熱意を持って新しい仕事を始める
  • 仕事を続けるかどうか悩むようになる
  • 退職を真剣に考えるようになる
  • 状況を変えようとする
  • 退職しようと決心する
  • 退職のリスクを考える
  • なんとなく仕事を探し始める
  • 積極的に仕事を探す準備をする
  • 本格的に仕事を探す
  • 新しい仕事のオファーを受ける
  • 新しい仕事を決めて退職 / または、仕事が決まらないまま退職 / または、やる気がないまま仕事を続ける
退職の理由は様々で、家庭の事情や引退など引きとめようのないものもあります。本書のタイトルにもなっている「7つの隠された退職理由」とは、調査によって得られた主な退職理由のなかから、著者のブランハム氏が管理職や企業のリーダーが対策を取れば防げたと思われるものを抜き出したものです。

7つの退職理由に適切な対策をし、職場に絶対必要な4つのことを満たすことができれば、不必要な退職を防ぐことができます。
  • 仕事と職場が思っていたものと違う
  • 仕事と人のミスマッチ
  • コーチングやフィードバックがない
  • 成長や昇進の機会がない
  • 価値がない、気にとめてもらえてないと感じる
  • 長時間労働のストレスとワークライフバランスの難しさ
  • 企業のリーダーに対する信用や信頼がなくなる


7つの退職理由への対策方法は、のちほど詳しくご紹介します。
  • 労務・制度 更新日:2022/12/12
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