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「働き方改革 個を活かすマネジメント」から学ぶ、変化の激しい時代の新しいマネジメント

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“働き方改革に関する生産性向上の好循環を回そうとしたときにボトルネックになるのが、現場のマネジメントだと言われている。私も働き方改革やダイバーシティ経営に関して企業から勉強会の講師を依頼されることがあるが、決まって聞く話が「現場のマネージャーが総論賛成・各論反対で動いてくれない」「理解しているとは思うが腹落ちしていないようだ」ということである。”

“働き方改革がこれほど大きなテーマとなったのには理由がある。それはこれまでに積み上がってきた多様な社会課題が、「働き方改革」というひとつのテーマに統合されていったからである。“

“もっとも大きな付加価値は効率化、つまり生産性の向上である。部下に仕事を割り振る前にきちんと目標設計や職務設計を行うことは、目標達成に向けての効率的な道筋を描くことである。そのうえで職務の説明を丁寧に行い、モニタリングして課題があれば側面支援することで、しっかりと業績につながっていく。また仕上げ段階で、加筆修正やディスクローズを行うことで、成果の価値を高めることを通じて生産性を上げることもできる。“

“そして人材育成もジョブアサインのなかで実現できる。すべてのマネージャーは人材育成を期待されているはずだが、日々の業績推進に手一杯で、なかなか改まって人材育成のための時間を割くことができないと悩んでいる人も多いはずだ。“

“働き方改革の好循環モデルをまわすためには、マネージャーがどうしても身につけておかなければならないスキルがある。ヒューマンスキル(対人関係能力)のひとつとしての「インクルージョン」のスキルである。あまり聞き慣れない言葉かもしれないが、多様な人々がそれぞれの個性を活かして仕事の成果を上げられるよう導くマネジメントのためのスキルである。ダイバーシティ経営の本来の趣旨を実現するためのマネジメントの姿とも言える。”

  • 経営・組織づくり 更新日:2020/06/11
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