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新卒紹介とは|定義やメリット・デメリット、効果的に活用する方法、選び方も解説

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新卒紹介とは、自社の希望に合う学生を紹介してくれるサービスです。「採用工数を減らしたい」「ターゲットを絞って採用活動をしたい」「説明会・インターンシップの集客に苦戦している」「内定辞退の枠を補いたい」「採用予算を効率的に使いたい」という企業に最適です。この記事では、新卒採用担当者に向けて、新卒紹介について解説します。新卒採用の参考にしてください。
新卒紹介とは、各企業の求める人材に合う学生を紹介するサービスです。転職で使われる中途の人材紹介サービスのような採用手法で、新卒紹介会社が企業と学生の仲介役として、登録している学生を企業に推薦し、入社までをサポートします。成果報酬型の料金システムが多く、ほとんどの場合、初期費用はかかりません。
新卒紹介で紹介してもらえる学生は、積極的で他者活用を得意としています。ここでは新卒紹介で出会える学生の特徴について解説します。
新卒紹介を利用する学生の多くは、就職活動の情報収集の手段として活用しています。新卒紹介会社に登録すれば、自分で調べて得られるもの以上に、企業の詳細な情報を教えてもらうことが可能です。積極的に動き、意欲がある学生といえます。 
学生が新卒紹介を活用すると、自己分析の手伝いや相談相手となるアドバイザーがつきます。相談を通じて一対一でのコミュニケーション能力が身につき、入社後も先輩や上司に相談・報告しながら仕事を進められる学生であることが期待できます。
利用する媒体やサービスによって異なりますが、新卒紹介を利用する流れは6つのステップに分けられます。ここではマイナビが提供する新卒紹介サービスを基にご紹介します。
自社の求める人物像に合う母集団を持つ新卒紹介会社を選び、問い合わせます。新卒紹介会社が紹介できる学生は、サービスに登録している学生のみとなるため、どのような学生が登録しているかに注目することが大切です。
求める人物像・募集条件を明確にし、新卒紹介会社に伝えます。人物像が曖昧な場合は、希望とかけ離れた学生が紹介される可能性があるため、採用したい人物像が詳細に伝わるように、洗い出しとすり合わせが重要です。
新卒紹介会社が、企業のターゲットとなる学生に求人を紹介します。多くの新卒紹介会社では、学生と面談し、性格や仕事への考えを見極めたうえで、学生に合う企業を紹介します。
適性を見ながら学生のエントリーを後押しし、学生に応募意思があれば企業に紹介します。企業が初回面談する段階で、事業やミッションといった企業の説明をしているため、志望度の高い学生と出会えます。
紹介後に選考が始まり、面接が実施されます。新卒紹介会社は学生と企業の仲介役となり、面接日程・場所の設定などの業務代行をしてくれます。選考過程で学生と面談し、志望度や他社選考の確認も行います。
企業からの合格連絡を受けたのち、学生から内定承諾書を回収し、入社承諾の意思表示をしてもらいます。料金発生のタイミングは新卒紹介会社によって異なりますが、ほとんどの場合は内定承諾時や入社時に設定されています。
新卒紹介は、成果報酬型の料金体系が主流です。契約時ではなく、学生の内定承諾後に料金が発生します。内定承諾に至らなかった場合は、料金は発生しません。一般的には、学生1人あたり50〜100万円前後かかります。
新卒紹介は初期費用がかからず、採用工数を減らせるといった多くのメリットがあります。
成果報酬型の料金体系であるため、一般的には内定が決まるまで料金が発生せず、初期費用はかかりません。採用できない場合は費用が一切発生しないため、無駄なコストの発生を防ぎたい企業に最適です。
求める人物像にマッチした人材を紹介してもらえるため、採用広報や母集団形成といった採用業務にかかる工数を削減できます。選考の案内から面接の日程調整、合否の連絡など、学生との連絡を代行してくれるため、内定後のフォローなどのコア業務に注力できるのもポイントです。
文系・理系・体育会系などの学生の特徴を細かく設定することで、ターゲットを絞って採用活動ができます。営業、エンジニアといった職種を絞り込むことも可能で、自社と合う学生のみを紹介してもらえます。
内定辞退が出た、会社説明会に人が集まらないといった急な人材が必要な場合にも対応できます。企業が希望する学生を選考や会社説明会に送り、参加時点で料金が発生する送客課金のサービスもあります。新たに母集団を形成することなく、学生の紹介を受けることが可能です。
キャリアアドバイザーが介在していることで、学生目線のフィードバックを共有してもらえます。直接企業には伝えにくい選考内容の評価・課題点、入社を決意した決め手といった意見は、今後の採用活動にも活かせます。
メリットとともにデメリットも把握し、自社の採用手法に合うかを判断しましょう。デメリットについて解説します。
1人あたりの採用単価は50〜100万円前後で、なかには100万円を超えることもあります。新卒紹介で大量に学生を採用すると、結果的に割高になる可能性があるため、ほかの採用手法とうまく使い分けましょう。
就職情報サイトと比較すると、新卒紹介を利用する学生は多くありません。登録している学生のみで母集団が形成されるため、出会える学生が限られます。より多くの学生にアプローチしたい場合は、ほかの採用手法も利用しましょう。
学生のマッチング精度やノウハウの蓄積を考慮する場合は、以下の2点に注意しましょう。
求める人物像・自社の強みを明確に伝えず、曖昧になっているとマッチングの精度が下がります。どのような人材が必要か、他社に比べた自社の強みは何かをしっかり自社で分析し、新卒紹介会社に細かく伝えることが重要です。
新卒紹介会社がサポートしてくれるため、採用代行で業務負担が減る一方、自社に採用ノウハウが蓄積しにくくなります。蓄積したいノウハウがある場合、どこまで自社で担当するのかを事前に検討しておきましょう。
新卒紹介で効果的に採用を行うためには、プランの選定や情報提供が欠かせません。ここでは、活用のポイントを解説します。
課題や予算に合わせてサービスやプランを選ぶことが重要です。新卒紹介は内定までのフォローが一般的ですが、学生動員サービスのみの依頼もできます。学生動員サービスはイベントの集客のみを依頼するプランです。
新卒紹介会社は、企業に代わって学生に求人を紹介するため、具体的な企業情報と募集要項の提供が不可欠です。企業理解促進や志望動機醸成のために、他社との差別化・魅力づけ・働くイメージ形成に役立つ詳細な情報を提供しましょう。
採用を成功させるためにはスピードが非常に重要であるため、日程調整や選考結果の連絡は早めに行いましょう。日程調整の期間や選考結果通知などが遅くなると、学生の志望度が下がる場合や他社で意思決定するおそれがあります。
学生に「どこを評価したのか」と選考後にフィードバックをすることで志望度が上がり、内定辞退を防げる場合があります。採用を見送る場合も詳細な情報提供が必要です。新卒紹介会社の人選基準と企業の採用基準を近づけ、より精度の高い学生の紹介を実現しましょう。
採用にかかる工数を減らしたい、ピンポイントで少人数の採用をしたい企業は新卒紹介がおすすめです。採用要件に合ったスキルや特徴を持つ学生のみを選考すればよいため、説明会や採用イベントの工数を省略し、選考数を少なくすることができます。
新卒紹介会社を選ぶ際は、3つのポイントに注目しましょう。ここでは、選び方について解説します。
新卒紹介会社に登録している学生が、自社の求める人物像に合致するかを確認します。幅広い業種・業界向けの総合サービスや、文系・理系・体育会系・地域・職種などの特定の学生を対象とするサービスがあります。
実績は信頼度につながるため、採用実績が豊富かを確認しましょう。紹介実績や就職体験談には職種や大学名が掲載されています。悪い評判がないかも確認しておくと安心です。自社に近い規模や課題を持つ企業事例が参考になります。
予算と紹介手数料が見合っているかを比較検討しましょう。採用人数やターゲットによって手数料が変動する場合があります。内定辞退や早期退職が発生した場合の保証もサービスによって異なるため、事前に確認しておくとよいでしょう。
マイナビ新卒紹介は、新卒採用専門の人材紹介サービスです。数・質ともに高いレベルの登録者数を誇り、学生への連絡を代行します。料金体系は、内定承諾数に応じた完全成功報酬型課金です。

経験豊富なキャリアアドバイザー部隊には、理系採用専門チームもあります。「グローバル人材紹介サービス」「体育会学生紹介サービス」「障がい学生紹介サービス」も用意しているため、採用ターゲットに合わせてぜひご活用ください。

マイナビ新卒紹介の詳細はこちら
新卒紹介とは、企業の希望条件に合う学生を紹介するサービスです。事前に新卒紹介会社が面談し、志望度の高い学生を紹介してくれるため、効率的な採用活動が可能です。新卒紹介会社を利用する場合は、マイナビ新卒紹介がおすすめです。


「マイナビ」は、本質を追及したサービスで「最も利用した就職情報サイトNo.1」「就職情報サイト満足度No.1」※を獲得しています。
※2022年3月以降に利用した就職情報サイトに対する調査結果より/調査実施機関:株式会社マイナビ・アンケートモニター提供元:GMOリサーチ株式会社(2022年5月)

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  • 人材採用・育成 更新日:2023/01/27
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