23年卒は企業側の採用意欲が高まり、複数内々定を持つ学生が増加/2022年度(23年卒版)新卒採用・就職戦線総括
③ VUCAの時代を生きる学生は「安定性」を求める割合が増加。「安心して働けるかどうか」が企業選びのポイントに
「企業選びのポイント」は、コロナ禍の影響を受け始めた21年卒以降「安定している」が増加し、23年卒では43.9%(前年比1.1pt増)だった。。2010年代以降は予測不可能なVUCAの時代と言われてきたが、コロナ禍でさらにその不透明さが増し、少しでも安定性を求める気持ちが高まっているようだ。企業に対して「安定性」を感じるポイントを聞いたところ、「福利厚生が充実しているかどうか」が最多で53.3%だったが、そのうち「最もあてはまるもの」一つに限定すると「安心して働けるかどうか」が最多となった。一般的に、「安定性」とは経営の基盤が安定していることを指すが、学生にとっては、自分自身が働く場として安心できるかを見ているようだ。
- 調査・データ 更新日:2022/09/21
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