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22年卒採用充足率は83.6%、「質」の満足度は73.7%、 コロナ禍でもスムーズに採用活動が実施できた一方で、「辞退」の増加が課題に

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株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長執行役員:中川信行)は、国内企業2,279社を対象に調査を実施し、2022年卒採用の内定状況と2023年卒採用の見通しなどをまとめた「マイナビ 2022年卒企業新卒内定状況調査」の結果を発表しました。概要は以下の通りです。

2022年卒採用充足率は83.6%、「質」の満足度は73.7%


22年卒の採用充足率は83.6%(前年比1.3pt増)で、内定者の「質」の満足度は73.7%(「量・質ともに満足(36.5%)」+「質は満足・量は不満(37.2%)」の合計)と高い傾向にある。また、採用活動の期間は「前年並み」が最多だが、活動開始時からWEB導入が進んだことで比較的スムーズに実施できたため、「短期化する(した)」の割合が前年より増加した。【図1、2】

コロナ禍でもスムーズに採用活動ができた一方で、「辞退」の増加が大きな課題に


採用活動の印象については、厳しかったと回答した割合は77.8%(「前年並みに厳しかった(49.8%)」+「前年より厳しかった(28.0%)」の合計)で、企業側にとって採用しづらい厳しい状況が続いているようだ。「厳しかった」と回答した企業に理由を聞いたところ、「母集団の確保」が52.0%で最多だったが、前年と比べると7.2pt減少している。一方、「辞退の増加」が前年比15.9pt増の41.3%と大きく増加し、特に上場企業では55.9%で最多だった。新型コロナウイルスの対策として導入されたWEB化により応募者は増えたが、志望度や応募後の”惹きつけ”が例年よりも難しかったと推察される。【図3、4】
【そのほかの項目】
●内定者フォローとして最も実施されているのは「内定式」が最多、特に上場企業では86.5%
会社方針で対面接触が難しい上場企業では非接触で実施可能な「面談」や「研修」を活用
●入社後の「職務内容」を伝えるタイミングは、「入社前までのいずれか」とする企業が5割を超える
入社後の”働く姿”をより具体的にし、内定者の不安払拭や入社意欲を高めることを目的としているようだ
●2023年卒向けインターンシップ・ワンデー仕事体験を実施した(実施予定)の割合は60.8%
コロナ禍でのインターンシップ実施には制限があるものの前年より5.3pt増加
●2023年卒採用は78.8%が実施する予定と回答。採用予定数は前年に引き続き「今年度並み」が最多で、「減らす」「全く見通しがたっていない」は減少。

調査名 マイナビ2022年卒企業新卒内定状況調査
調査目的 2022年卒の新卒採用の状況とともに2023年卒の採用予定について明らかにする
調査方法 ・新卒採用人事担当者のための採用支援サイト「マイナビ新卒採用サポネット」会員にメールマガジンにて案内
・マイナビ2022のサポートメール、企業向けHPにて案内
・新卒採用実績のある企業の採用担当者に個別にメールで案内
調査期間 2021年9月6日~10月5日
有効回答数 2,279件
本リリースに関するお問合せ
株式会社マイナビ 社長室 広報部
TEL:03-6267-4155
Email:koho@mynavi.jp
本調査に関するお問合せ
株式会社マイナビ 社長室 HRリサーチ統括部
メールアドレス:myrm@mynavi.jp
  • Organization 株式会社マイナビ 社長室 HRリサーチ統括部

    株式会社マイナビ 社長室 HRリサーチ統括部

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  • 調査・データ 更新日:2021/11/01
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