経営と人材をつなげるビジネスメディア

MENU CLOSE
0 20210916193446 column_knowhow c_researchreportc_gakuseiresearchc_kigyouresearchauthor_organization_mynavi_hrresearch

採用選考におけるWEBと対面の使い分けが進み、最終面接は「対面」で実施する傾向(22年卒版 新卒採用・就職戦線総括)

/news/news_file/file/thumbnail_tyosa.png 1

【目次】



◆ はじめに
◆ 特集
【寄稿】コロナ禍で浮上した「書く力」の価値
–法政大学 キャリアデザイン学部 梅崎 修 教授
【寄稿】オンライン採用で何が変わるか
–株式会社ビジネスリサーチラボ 代表取締役 伊達 洋駆氏
【寄稿】 オンラインインターンシップの効果とは?
–多摩大学 経営情報学部 初見 康行 准教授

◆ 採用市場環境概観
◆ 学生の特徴について
◆ 広報活動開始前の活動状況
◆ 採用活動の予定と実際
◆ 内々定出しと内々定フォロー
◆ 今後の採用に向けて

◆ データ集


2022年卒 新卒採用・就職戦線の主な特徴



①採用選考におけるWEBと対面の使い分けが進み、最終面接は「対面」で

2021年卒では、コロナ対策として対処的に用いられたWEB活用だったが、その経験から得られた知見を
もとに、2022年卒ではフェーズによってWEBと対面を使い分ける傾向がみられた。
情報伝達を目的とした初期のフェーズはWEB活用が進んだが、見極めと意識醸成の両方が必要となる最終面接
では対面実施が多数。
しかし、緊急事態宣言下では日程や最終面接面談でも WEBへ開催形式をWEBへの変更するなどの対応も
あったようだ。

②企業の採用充足率は前年から大きく改善、インターンシップを実施したか否かが鍵

6月時点の採用充足率は「0割(採用が確定している人はいない)」が26.0%(対前年10.6pt減)と、
コロナ禍で採用スケジュールが大幅にが変更された前年から比べると、状況は全体的に改善したしている。
しかし、企業規模やインターンシップの実施有無によって差は大きく、特にインターンシップを実施して
いない企業では「0割(採用が確定している人はいない)」が39.7%と、インターンシップ実施企業より
27.3pt高い結果となった。

③上場企業では「一度も会えないまま内定を出したことがある」が50.2%

21年卒採用と同様に、対面実施の可否は社員の出社制限に左右されている。特に採用選考のWEB化が進んだ
上場企業では「学生に1度も会えないまま内々定を出したことはある」割合が50.2%と、対面で会うことを
実現しないまま入社まで至るケースもあったようだ。WEB化によってスムーズに採用選考を進められた一方で、
大手企業ほど人物の見極めや内定フォローに対する不安や課題を持っている可能性が高い。

  • Organization 株式会社マイナビ 社長室 HRリサーチ統括部

    株式会社マイナビ 社長室 HRリサーチ統括部

    雇用や労働に関連する様々な調査データやレポートを通じて、雇用の在り方や個人のキャリアを考える上で役立つ情報を発信します。

  • 調査・データ 更新日:2021/09/22
  • いま注目のテーマ

RECOMMENDED

  • ログイン

    ログインすると、採用に便利な資料をご覧いただけます。

    ログイン
  • 新規会員登録

    会員登録がまだの方はこちら。

    新規会員登録

関連記事