22年卒 内定者意識調査/内々定者フォローは「対面実施」を希望する声が多数
内々定者フォローは「対面で実施してほしい」が多数
内々定式や懇親会、研修などの「内々定者フォロー」について、WEBでの実施か対面での実施かで希望を聞いたところ、いずれの選択肢についても対面での実施を望む割合(「対面で実施してほしい」+「対面で実施希望だが、状況に応じてWEBに変更してほしい」の合計)が高くなった。特に対面希望の割合が高くなったのは、「社内見学・工場見学・施設見学」83.2%(対面で実施してほしい(61.6%)+対面で実施希望だが、状況に応じてWEBに変更してほしい(21.6%)の合計)、「内々定式」75.0%(対面で実施してほしい(45.2%)+対面で実施希望だが、状況に応じてWEBに変更してほしい(29.8%)の合計)、「研修」73.0%(対面で実施してほしい(46.3%)+対面で実施希望だが、状況に応じてWEBに変更してほしい(26.7%)の合計)だった。学生にとって内々定者フォローは入社予定先とのマッチングを再確認するフェーズにあたり、WEB形式だけで完了させるのではなく、企業を訪れて社風や仕事内容を知ったり、他の内々定者と交流したりすることを望んでいると考えられる。
「ガクチカを褒められた」ことが入社の決め手につながったという学生も
「内々定を得た企業の人事担当者あるいは人事以外の人から伝えられた『入社を決意させた』一言は」という質問に対し、学生にフリーコメントを回答してもらった。「あなたと一緒に働きたい」「あなたと会えることを楽しみにしています。」といった趣旨の言葉が多く見られたなかで、学業や課外活動など学生生活で力を入れていたこと(=ガクチカ)に対して企業担当者からの好意的なコメントを寄せられたことを挙げる回答も見受けられた。 2022年卒の学生は、インターンシップ参加などの就職活動準備期間から既にコロナ禍にあったということもあり、学校に通えなかったり、アルバイトや課外活動が思うように行えなかったりといった状況も推察されるなか、面接等で「ガクチカ」について好意的な言及をされることで、学生にとっては自身の学生生活により自信が持てるだけでなく、入社の決め手としても好印象に受け止められている可能性がある。
- 調査・データ 更新日:2021/08/05
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