2021年卒 企業 外国人留学生採用状況調査
新卒学生向け就職サイト「マイナビ」の運営をはじめ、各種の就職・転職情報サービスを行う株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区/代表取締役社長中川信行)は、2021年卒外国人留学生の採用状況に関する企業調査を行いました。このたび結果がまとまりましたので、ここに発表させていただきます。
2021年卒において外国人留学生の採用した割合は、36.4%
本年度(21年卒)の採用状 況では「採用した(する予定)」が36.4%と、20卒と比較すると0.6pt増加とほぼ横ばい。18年卒の状況と比 較すると21pt増加している。ここ数年で採用実績企業が増加したことが伺える。 従業員数別では「~300人未満」の企業では「採用の実績はない」が全体平均より低い結果となり、特に 「100人未満」の企業では85.1%の企業が採用していない。従業員数が増えるに従い、採用実績のある企業 が増えていく傾向が見える。
外国人留学生の採用目的は4回連続、「優秀な人材の確保のため」が1位に
外国人留学生を採用している理由に関して例年同様「国籍を問わず優秀な人材確保のため」が最多となった。 次いで「応募があったため」が39.1%を占めている。当初外国人を採用するという意図がなかったが、応募者が 優秀であった為、選考を行い、採用したという企業も一定数あると考えられる。 なお、従業員数別では、100人未満の企業の「日本人採用が困難なため、目標人数を確保するため」の回 答率が比較的高い(20%)一方、1,000以上の企業では「優秀人材の確保」「海外事業所や法人での配 属」といった回答が多く見られる。
外国人留学生の入社後の活躍ぶりは、82.9%が評価
外国人留学生の入社後の活躍については、57.7%が活躍していると回答した。普通の25.2%を合わせると 全体の82.9%が、その活躍ぶりに不満がないとの結果となった。 従業員数別でみると、「100人未満」の企業の18.4%が「戦力になりきれていない」と回答していることが特徴 として見受けられる。実際に受け入れたものの、活用しきれていない現状がうかがえる。
次年度の採用予定は、「いい人がいれば採用する」を含め半数近くが検討とするも直近の予定ではない場合も
今後の採用予定がある企業に対して、2022年卒の予定について聞いたところ、半数近くが「採用予定」もしく は「検討中」であると回答した。しかしそのうち43%は今後の予定はあるが、2022年卒といった直近での予定は ないということが分かる。 従業員数別では「3,000人以上」の企業が採用意欲が高い。また、過去の採用実績別でみると「採用実績 がない」企業の62.3%は「2022卒予定がない」と回答しており、「実績がある」もしくは「採用しようとした」企業と 比較した場合、直近の採用は躊躇していると考えられる。
調査名 | 2021年卒 企業外国人留学生採用状況調査 |
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回答方法 | WEBアンケート回答フォームより |
調査期間 | 2020年12月4日(金)~ 2020年12月24日(金) |
調査依頼方法 | ・弊社営業担当より、各企業様にご案内 ・採用・研修担当者のための新卒採用支援情報サイト「新卒採用サポネット」会員にメールマガジンにて案内 |
有効回答数 | 994社 |
本調査に関するお問合せ |
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株式会社マイナビグローバル採用統括部 TEL:03-6267-4565 メールアドレス:job-mgc@mynavi.jp |
- 調査・データ 更新日:2021/06/11
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