2019年度 マイナビ大学生インターンシップ調査
◆2人に1人が、インターンシップを通して仕事に対する職業適性を確かめている(p.14)。
10月時点でインターンシップへ応募したことがある学生は93.8%(前年比11.1pt増)、参加したことがある学生は84.9%(前年比12.1pt増)と前年と比較して大きく増加した。インターンシップへの平均応募社数は5.9社(前年比1.0pt増)と3年連続で増加傾向がみられ、平均参加社数は3.2社(前年比0.2pt増)と5年連続で増加した。
参加社数に着目すると、1社参加した学生は17.7%(前年比4.7pt減)、2社以上参加した学生は67.2%(前年比24.9pt増)と複数社のインターンシップに参加する学生が増加していた(p.7)。
インターンシップ経験を通して自分自身に変化があったと感じられる点について、上位2項目に「自分に合う仕事・合わない仕事など、職業適性が分かった(50.3%)」、「『仕事・働くこと』に対する意欲が高まった(46.0%)」が挙がった。
また、インターンシップ参加社数が3社以上である学生においては、「興味のある業界・企業・仕事内容の幅が広がった(38.3%)」、「今後、就職活動に積極的に取り組んでいきたいと思った(38.0%)」、「興味のある業界・企業・仕事内容の絞り込みができた(34.4%)」と3人に1人が上記変化を実感している傾向がより強くみられた。
将来の仕事について、複数の選択肢をもって比較検討をすることが、学生の職業観涵養につながっていると推察される。
- 調査・データ 更新日:2019/11/14
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