経営と人材をつなげるビジネスメディア

MENU CLOSE
0 20210524215332 column_knowhow c_careersaiyouresearch

業界別転職実態白書 #07 消費者・法人サービス業界

/images/detail/thumbnail.jpg 1

調査概要

  • 調査対象 消費者・法人サービス業界に正社員として勤めており、転職意向のある男女
  • 調査期間 2016年2月24日(水)~2月26日(金)
  • 調査人数 494名

対象業界(詳細)

1.金融

都市銀行/地方銀行/信託銀行/ネット・ATM専業銀行/証券会社/ネット証券/証券取引所/証券金融会社/生命保険/損害保険/健康保険/再保険/消費者金融/事業者金融/専門ローン/クレジットカード/資産運用/商品先物取引/事業投資/ベンチャー投資/不動産投資/不動産投資信託(REIT)/上場有価証券/証券事務代行/決済処理サービス/債権回収(サービサー)/リスク保証サービス/金融情報サービス/保険代理店

2.教育・学習支援

学習塾・予備校/保育サービス/学校運営/資格・社会人教育/語学学校/教材企画・制作

3.旅行・宿泊・レジャー

旅行代理店/ホテル・旅館/テーマパーク/景観地運営/アミューズメント施設/映画館・劇場運営/カラオケボックス/ネット・複合カフェ/フィットネスクラブ/ゴルフ場/スポーツチーム運営/競輪・競馬/チケット取次業/ブックメーカー

4.フード

ファミリーレストラン/ファストフード/喫茶・カフェ/中華麺/持ち帰り・回転寿司/焼肉/居酒屋/定食・そば・うどん/カジュアル・高級レストラン /テイクアウト・デリバリー/給食/オフィスコーヒーサービス

5.生活関連サービス

ブライダル関連/葬祭関連/クリーニング/美容・エステ/毛髪関連サービス/温浴施設/写真制作・加工・販売

6.人材関連サービス

人材派遣(事務・営業販売等)/人材派遣(製造業・IT等)/人材紹介/人事・人材コンサルティング/企業研修

調査結果の解説

消費者・法人サービス業界で正社員として勤務し、転職意向のある男女494名に調査を実施。

年収

消費者・法人サービス業界全体における平均年収は396.9万円。年齢別では18〜29歳が320.2万円、30〜34歳が415.6万円、35〜39歳は444.0万円だった。職種別で平均年収が最も高かったのは『ITエンジニア・Webサイト運営』の488.6万円。以降は『講師・教師』(472.2万円)、『店長、スーパーバイザー、エリアマネージャー』(460.3万円)の順となっている。

平均年収(万円)
年齢
18~29歳
320.2万円
30~34歳
415.6万円
35~39歳
444.0万円
平均年収(万円)
職種
全体
396.9万円
営業
432.7万円
店長、スーパーバイザー、エリアマネージャー
460.3万円
企画、開発、バイヤー・販売促進
441.1万円
窓口対応
305.8万円
ITエンジニア・webサイト運営
488.6万円
管理部門・事務・サポート
394.9万円
講師・教師
472.2万円
保育士
336.8万円
添乗員・接客サービス
298.8万円
調理スタッフ
315.9万円
美容師・その他施術師
261.0万円

詳しく知りたくなる求人情報

「詳しく知りたくなる求人情報」の項目では、「モデル給与、平均給与、評価制度など」と回答した人が55.8%で最も多く、「休日休暇制度(有給日数など)」「平均残業時間、残業手当など」が4割台で続く。

詳しく知りたくなる求人情報
モデル給与、平均給与、評価制度など
55.8
平均残業時間、残業手当など
43.7
休日休暇制度(有給日数など)
47.0
福利厚生制度の詳細
37.5
仕事のやりがい
26.1
社内の雰囲気や人間関係
35.3
仕事で活かせる経験、スキル
18.6
評価制度
16.2
入社後すぐの流れ
14.8
社員の平均年齢
14.1
募集の背景(理由)
11.8
求める人物像(採用条件)
15.5
将来的な役職、ポスト
12.1
生活環境の情報(家族の生活など)
5.6
経営者の事業戦略や企業理念
10.8
社員に占める転職者割合
5.2
商品・サービスの内容、特徴、魅力など
14.2
教育研修制度の詳細
6.9
配属先メンバーの紹介
7.4

転職先を決めるポイント

「転職先を決めるポイント」の項目では、「休日が適正に取れて生活にゆとりができる」が54.3%で最も多く、「会社に将来性、安定性がある」「希望の勤務地である」「残業時間が適正範囲内で生活にゆとりができる」が4割前後で続いている。

転職先を決めるポイント
休日が適正に取れる
54.3
会社に将来性、安定性がある
41.8
残業時間が適正範囲内である
37.1
希望の勤務地である
38.9
転勤が無い(少ない)
23.8
新しいキャリア・スキルの修得
18.4
会社の事業内容が魅力的である
24.9
実力主義で正当に評価してもらえる
18.6
現在のキャリアを伸ばす事ができる
20.0
専門性のある仕事に集中できる
13.6
意見やアイデアを活かす機会がある
10.1
ミッション・役割が明確である
10.9
優秀な人材と働ける
10.4
研修制度が整っている
8.7
幅広い領域の仕事を任せてもらえる
7.2
経営者が魅力的である
13.7
企業規模や知名度がある
5.7
周りの人が勧める(家族、友人、先輩等)
3.7

仕事のやりがい

「仕事のやりがい」の項目では、「昇給・昇進する」が45.2%で最も多く、「スキルアップ・自己成長を実感する」「興味ある分野の仕事をする」が4割弱で続く。

仕事のやりがい
スキルアップ・自己成長を実感する
38.3
昇給・昇進する
45.2
興味のある分野の仕事をする
37.9
自分の裁量で仕事を進めることができる
27.4
さまざまな専門知識を取得できる
20.6
顧客に評価される・感謝される
29.2
目標を達成する
19.1
尊敬できる先輩や上司と仕事をする
27.5
自分の働きが会社の利益に直結する
18.0
自分の働きが直接的に報酬に反映される
26.6
責任のある仕事を任される
22.2
新しい事に挑戦できる
18.2
チームで取り組む
14.3
難しい仕事を任せてもらえる
6.0
複雑な課題を解決できる
5.6

人事・採用担当者へ~募集要項作成時のアドバイス~

各項目への回答からは、報酬面のほか、休日に対するこだわりや関心の高さがうかがえる。求人広告等では、年間休日や支給される有給休暇の日数など各種データはもちろんのこと、「有給休暇のとりやすさ」などの情報も盛り込みながら、ゆとりを持って働ける環境が整っていることをアピールするのも有効となりそうだ。また、専門性の高い職種向けの広告では、実際に働いている人の経験や仕事の中で感じている面白さなどについてリサーチしながら、やりがいのある仕事に向き合うことができる職場であることを、具体的なエピソードとして伝えていきたい。

  1. ここがポイント!

    • 年収や報酬額のほか、休日休暇への関心も高い
    • 専門性の高い職種では、具体的なエピソードで仕事のやりがいを伝えるべし
  • 調査・データ 更新日:2017/12/12
  • いま注目のテーマ

RECOMMENDED

  • ログイン

    ログインすると、採用に便利な資料をご覧いただけます。

    ログイン
  • 新規会員登録

    会員登録がまだの方はこちら。

    新規会員登録

関連記事