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業界別転職実態白書 #03 建設・不動産業界

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調査概要

  • 調査対象 建設・不動産業界に正社員として勤めており、転職意向のある男女
  • 調査期間 2016年1月6日(水)~1月12日(火)
  • 調査人数 330名

対象業界(詳細)

1.建設・工事

ゼネコン/海洋ゼネコン/ビル・住宅建築/土木工事/鉄骨・橋梁工事/道路舗装工事/鉄道工事/地盤改良工事/空調・衛生工事/通信工事/電気工事/プラント設備工事/燃料タンク建設・工事

2.住設・建設資材

建材・建築資材(木材系)/建材・建築資材(樹脂系)/建材・建築資材(窯業系)/建材・建築資材(コンクリート系)/建材・建築資材(金属系)/建材・建築資材(アルミサッシ)/建材・建築資材(シャッター)/住宅設備(衛生機器)/住宅設備(浴室関連)/住宅設備(ガス・石油機器)/住宅設備(システムキッチン)

3.不動産開発・流通

総合ディベロッパー/マンション開発/戸建住宅開発/オフィス・商業施設開発・賃貸/工業団地開発・運営/賃貸アパート・マンション/リノベーション/不動産仲介

4.不動産サービス

ビルメンテナンス/駐車場管理・運営/住宅修理・リフォーム/建設コンサルティング/有料道路運営

調査結果の解説

建設・不動産業界で正社員として勤務し、転職意向のある男女330名に調査を実施。

年収

建設・不動産業界全体での平均年収は440.0万円。年齢別の内訳は18〜29歳が354.2万円、30〜34歳が495.7万円、35〜39歳は458.0万円だった。職種別の平均年収は、『企画・コンサルティング・調査』が530.3万円と最も高く、『研究・開発』(526.4万円)、『営業・販売』(512.2万円)の順で続く。

平均年収(万円)
年齢
18~29歳
354.2万円
30~34歳
495.7万円
35~39歳
458.0万円
平均年収(万円)
職種
全体
440.0万円
営業・販売
512.2万円
研究・開発
526.4万円
企画・コンサルティング・調査
530.3万円
設計・積算
438.2万円
施工管理
494.9万円
制作・デザイナー
273.3万円
ITエンジニア・webサイト運営
490.5万円
現場作業員
369.7万円
管理部門・事務
338.0万円

詳しく知りたくなる求人情報

「詳しく知りたくなる求人情報」の項目では、「休日休暇制度(有給日数など)」が最も高く49.4%。次いで「モデル給与、平均給与、評価制度など」(48.3%)、「平均残業時間、残業手当など」(42.3%)が続く。ちなみに、今回調査を実施した7業界のうち、「休日休暇制度(有給日数など)」が最も多かったのは建設・不動産業界のみである。

詳しく知りたくなる求人情報
モデル給与、平均給与、評価制度など
48.3
平均残業時間、残業手当など
42.3
休日休暇制度(有給日数など)
49.4
福利厚生制度の詳細
35.6
仕事のやりがい
22.9
社内の雰囲気や人間関係
29.9
仕事で活かせる経験、スキル
21.5
評価制度
9.9
入社後すぐの流れ
12.6
社員の平均年齢
11.7
募集の背景(理由)
13.0
求める人物像(採用条件)
17.2
将来的な役職、ポスト
9.6
生活環境の情報(家族の生活など)
9.7
経営者の事業戦略や企業理念
10.9
社員に占める転職者割合
9.7
商品・サービスの内容、特徴、魅力など
10.7
教育研修制度の詳細
4.6
配属先メンバーの紹介
5.6

転職先を決めるポイント

「転職先を決めるポイント」の項目では、「休日が適正に取れて生活にゆとりができる」と回答した人が50.7%となっており半数を超える。次いで「会社に将来性、安定性がある」「希望の勤務地である」「残業時間が適正範囲内で生活にゆとりができる」が4割前後で続いている。

転職先を決めるポイント
休日が適正に取れる
50.7
会社に将来性、安定性がある
40.9
残業時間が適正範囲内である
37.2
希望の勤務地である
38.5
転勤が無い(少ない)
26.6
新しいキャリア・スキルの修得
17.1
会社の事業内容が魅力的である
19.5
実力主義で正当に評価してもらえる
18.2
現在のキャリアを伸ばす事ができる
17.8
専門性のある仕事に集中できる
14.2
意見やアイデアを活かす機会がある
8.7
ミッション・役割が明確である
8.1
優秀な人材と働ける
13.2
研修制度が整っている
8.6
幅広い領域の仕事を任せてもらえる
6.7
経営者が魅力的である
10.7
企業規模や知名度がある
5.3
周りの人が勧める(家族、友人、先輩等)
4.8

仕事のやりがい

「仕事のやりがい」の項目では、「昇給・昇進する」が最も高く44.2%。次いで「スキルアップ・自己成長を実感する」が35.1%となっている。

仕事のやりがい
スキルアップ・自己成長を実感する
35.1
昇給・昇進する
44.2
興味のある分野の仕事をする
28.1
自分の裁量で仕事を進めることができる
25.6
さまざまな専門知識を取得できる
21.1
顧客に評価される・感謝される
23.9
目標を達成する
19.2
尊敬できる先輩や上司と仕事をする
24.3
自分の働きが会社の利益に直結する
19.5
自分の働きが直接的に報酬に反映される
25.1
責任のある仕事を任される
18.1
新しい事に挑戦できる
18.7
チームで取り組む
11.1
難しい仕事を任せてもらえる
7.2
複雑な課題を解決できる
7.0

人事・採用担当者へ~募集要項作成時のアドバイス~

建設・不動産業界では、他の業界と比較して「ハードワークで休みが少ない」というイメージを持つ人が多いためか、「どれだけ休めるのか」に焦点をおいて転職先を検討している人が多い結果となっている。それだけに「完全週休2日制」「年間休日120日以上」の企業の場合は、その点をしっかりアピールすることが重要。残業時間なども含め、「ゆとりを持って仕事に向き合える」というイメージを伝えることができれば、それだけで大きなアドバンテージとなりそうだ。また、昇進やスキルアップへの関心も高いので「技術やスキルが身につく」「将来はスペシャリストやマネージャーのポジションで活躍できる」といった成長やキャリアプランに関してもしっかりとアピールしたい。

  1. ここがポイント!

    • 業界全体で、休日制度への関心の高さが顕著
    • 求人広告では、休日制度の充実、キャリアアップできる環境などを訴求すべし
  • 調査・データ 更新日:2017/12/12
  • いま注目のテーマ

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