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業界別転職実態白書 #01 素材・資源・公共インフラ業界

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調査概要

  • 調査対象 素材・資源・公共インフラ業界に正社員として勤めており、転職意向のある男女
  • 調査期間 2016年6月3日(金)~6月6日(月)
  • 調査人数 198名

対象業界(詳細)

1.資源・環境・エネルギー

廃棄物処理/環境調査/緑化管理/石油・ガスメジャー/石油・ガス開発/石油・ガス輸送・貯蔵/石油精製/石油・ガス開発サービス/バイオ燃料/燃料卸・販売/資源メジャー/石炭・石灰石開発、販売/石炭開発サービス/鉄鉱石採掘/銅鉱石採掘/貴金属採掘・精錬/アルミニウム・ボーキサイト採掘/レアアース・レアメタル/その他金属採掘/採石

2.素材・素材加工品

高炉鉄鋼/普通・特殊・合金・直接還元炉/ステンレス/鉄系鋳造/単圧(鋼管・鋼板)/鋼線/銅精錬・加工/アルミ精錬・加工/その他金属精錬・加工/スクラップリサイクル/貴金属回収/メッキ・熱処理加工/磁石・磁性材/総合化学/有機基礎化学/無機基礎化学/機能性化学(電子材料・医薬中間体・農薬)/天然ゴム/合成樹脂/合成ゴム/油脂化学/塗料・インキ/酸化鉄・チタン/化学薬品/工業ガス/火薬/肥料/粘着素材・テープ/香料/潤滑油/電池材料/天然繊維/毛紡績/合成・炭素・ガラス繊維/繊維加工(不織布・染色加工)/織布/皮革/ガラス/レンズ/セメント/ファインセラミックス/ニューカーボン/林業・製材/製紙・パルプ/耐火物/ガラス容器/金属容器/プラスチック容器/飲料容器/段ボール/包装資材(プラスチック類・紙類)/金具・作業工具/電線・ケーブル/パイプ・バルブ/ベアリング/スプリング/砥石・研磨材/服飾資材

3.公共サービス

電力(火力・原子力・再生可能エネルギー)/ガス/水道/熱供給

調査結果の解説

素材・資源・公共インフラ業界で正社員として勤務し、転職意向のある男女198名に調査を実施。

年収

素材・資源・公共インフラ業界全体での平均年収は440.5万円。年齢別の内訳は18〜29歳が371.3万円、30〜34歳が444.6万円、35〜39歳は495.6万円だった。また、職種別の平均年収では、『研究・技術・インフラ開発』が540.1万円と最も高く、『保守・修理・メンテナンス』(479.2万円)、『設計・施工・設備管理』(470.5万円)が続く。

平均年収(万円)
年齢
18~29歳
371.3万円
30~34歳
444.6万円
35~39歳
495.6万円
平均年収(万円)
職種
全体
440.5万円
営業・販売促進
453.9万円
研究・技術・インフラ開発
540.1万円
生産・製造技術・品質管理
403.0万円
運転・物流管理・調達
330.4万円
保守・修理・メンテナンス
479.2万円
設計・施工・設備管理
470.5万円
システムエンジニア
442.7万円
現場作業員
381.5万円
管理部門・事務
414.4万円

詳しく知りたくなる求人情報

「詳しく知りたくなる求人情報」の項目では、「モデル給与、平均給与、評価制度など」と回答した人が最も多く52.6%。次いで「平均残業時間、残業手当など」「休日休暇制度(有給日数など)」「福利厚生制度の詳細」が3割台で続く。報酬や福利厚生の充実、ワークライフ・バランスの良さなど、複数のポイントが挙げられているものの、中でも給与面へのこだわりの強さが顕著に表れた結果といえるだろう。

詳しく知りたくなる求人情報
モデル給与、平均給与、評価制度など
52.6
平均残業時間、残業手当など
36.9
休日休暇制度(有給日数など)
36.8
福利厚生制度の詳細
34.8
仕事のやりがい
26.9
社内の雰囲気や人間関係
24.4
仕事で活かせる経験、スキル
23.7
評価制度
18.6
入社後すぐの流れ
14.9
社員の平均年齢
14.6
募集の背景(理由)
14.4
求める人物像(採用条件)
13.5
将来的な役職、ポスト
12.9
生活環境の情報(家族の生活など)
12.8
経営者の事業戦略や企業理念
11.7
社員に占める転職者割合
8.0
商品・サービスの内容、特徴、魅力など
7.6
教育研修制度の詳細
7.3
配属先メンバーの紹介
7.1

転職先を決めるポイント

「転職先を決めるポイント」の項目では、「休日が適正に取れて生活にゆとりができる」が47.6%と最も多く、「会社に将来性、安定性がある」「残業時間が適正範囲内で生活にゆとりができる」「希望の勤務地である」が3割台でつづく。全体的に、休日や残業時間への関心の高さや、転職によってワークライフ・バランスの改善を実現したいという心理がうかがえる。

転職先を決めるポイント
休日が適正に取れる
47.6
会社に将来性、安定性がある
38.5
残業時間が適正範囲内である
33.4
希望の勤務地である
33.3
転勤が無い(少ない)
24.6
新しいキャリア・スキルの修得
19.7
会社の事業内容が魅力的である
19.5
実力主義で正当に評価してもらえる
18.1
現在のキャリアを伸ばす事ができる
17.4
専門性のある仕事に集中できる
16.9
意見やアイデアを活かす機会がある
14.5
ミッション・役割が明確である
12.9
優秀な人材と働ける
12.1
研修制度が整っている
11.7
幅広い領域の仕事を任せてもらえる
10.4
経営者が魅力的である
9.5
企業規模や知名度がある
8.4
周りの人が勧める(家族、友人、先輩等)
2.6

仕事のやりがい

「仕事のやりがい」の項目では、「スキルアップ・自己実現を実感する」が36.2%と最も多く、次いで「昇給・昇進する」「興味のある分野の仕事をする」が3割台となっている。

仕事のやりがい
スキルアップ・自己成長を実感する
36.2
昇給・昇進する
35.2
興味のある分野の仕事をする
31.6
自分の裁量で仕事を進めることができる
29.8
さまざまな専門知識を取得できる
28.8
顧客に評価される・感謝される
25.6
目標を達成する
23.6
尊敬できる先輩や上司と仕事をする
23.0
自分の働きが会社の利益に直結する
21.7
自分の働きが直接的に報酬に反映される
21.5
責任のある仕事を任される
18.2
新しい事に挑戦できる
17.0
チームで取り組む
13.0
難しい仕事を任せてもらえる
8.1
複雑な課題を解決できる
6.3

人事・採用担当者へ~募集要項作成時のアドバイス~

素材・資源・公共インフラ業界の方は、全体的に給与面を重視しつつも、休日なども大切にしたいと考える人が多いという印象。求人広告等では、報酬だけではなく、ワークライフ・バランスの良さなどもしっかり訴求したい。「平均の月残業時間は20時間以下」「年間休日120日以上」など、具体的な数字を示しながら、働きやすさをアピールすることも重要だ。また、年齢によってばらつきはあるものの、「自己実現」や「昇進」といった点にやりがいを見出す人も多いことから、例えば「明確な評価基準に沿ってステップアップできる」「本人の希望も考慮し、業務や配属部署を決定」など、それぞれの成長やステップアップに本気で向き合う環境がある点などを伝えられるかどうかも効果を左右するカギになりそうだ。

  1. ここがポイント!

    • 給与面だけではなく、働きやすさを重視する傾向も強い
    • 求人広告では、ワークライフ・バランスの良さや自己実現できる環境などの訴求も!
  • 調査・データ 更新日:2017/12/12
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