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スカウトの返信率を高める秘策!魅力的な求職者を獲得する方法

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スカウトを送る際に重要なのは、一人一人に併せて設定するスカウト文面です。「自分だけに送ってもらった特別なスカウトメールだから、返信する価値がある求人だ」と求職者に感じさせることが大切です。1to1にするためのレジュメをチェックするポイントからご紹介いたします。

  • 求職者の実務経験
  • 求職者の自己PR
  • 求職者の過去の転職背景(仮説)


主として上記3点を素早くピックアップして頂きたいと思います。あまり沢山の項目を読み込み過ぎても数十通、数百通送信することを想定すると工数が大幅に膨れ上がってしまいます。限られた業務工数の中で最大のパフォーマンスを発揮する為に、最低上記3点を3-5分程度を目安として把握頂ければ、1to1でラブレターを書くための十分な材料は揃ってきます。

今まで自分がどんな経験をしてきたか理解してくれたうえで、自信が持てているところを評価してくれて、今までしてきた辛い決断も受け入れて包み込んでくれる。そんな主旨の内容が書ければ、一人だけに向けた手紙になり得ます。

 未経験者人材


これからのキャリアをイメージできるような内容にしていきましょう。未経験で何かを始める際に懸念とすることは、自分にその職種が適さなかった際のリスクになります。そのリスクを出来るだけ軽減できるというのは強みに映ります。ですので、基本は複数職種を文面の中で提案するスタイルのほうが応募効果は高まっていきます。

研修を経て複数職種の中から適性の職種を経験し、将来のステップについても2-3職種ほど提案出来ていた方が良いと思います。自身の適性に併せて広い職種の選択肢があると感じてもらえることが大切です。その場合は、自己PRの中から性格が要因となっている可能性が高い情報を拾うことが効果的になります。

 経験者で興味有り人材


自分の経験や意思決定に自信があり、次のステージを経験したいと考えている求職者層に対しては、勢いや前向きさより、丁寧・紳士的に進めていくことが重要です。例えば出だしは「たくさんのオファーが送られていることとお察ししますが、突然のご連絡で失礼いたします。」であったり、過去の実績や具体的な経験を基にオファーしていることが分かるような文面、任せたいポジションなどを明確に記載したり、最後にプライドを損なわないように求職者自身がリスクヘッジ出来るよう選べる場を提供する形で終わらせます。

「すぐのご応募は歓迎しますが、お話をした後でご応募されるかどうか判断頂くことも可能です。」としたうえで、カジュアル面談(希望された場合は、後日面接を設定致します)とするか面接を希望されるかのヒアリングとしてスカウトを送ります。

相手の経験を尊重したうえで、面接を受けるかどうか検討してもらえる立場を提案します。

 どうしても面接に来てほしい人材


経験者の中でも、どうしても欲しい・すぐ採用したいと思う人財がいた場合は、秘策で勝負しましょう。流れは②の経験者と同じように、今までの経験や実績から入り、どの部分に興味を持っているかをお伝えします。「次にどんなキャリアプランを検討されているのか伺ってみたい」というワードを用いることも有効です。
 
  • Person 若林 聖子
    若林 聖子

    若林 聖子 大手エンジニア派遣会社 採用マネージャー/国家資格キャリアコンサルタント

    求人広告代理店で営業職、エンジニア派遣会社で人事労務事務を経て現職。二児の母。自社の採用組織のマネジメントを経て、子会社の採用組織立ち上げを経験し、在籍9年間で採用した人数は中途新卒併せ2000名を超える。育児をする傍らグループ会社の採用アドバイザーとして従事し。数十名から数千名まで様々な会社規模の採用部隊に対してフォローを行う経験を持つ。

  • 人材採用・育成 更新日:2018/11/27
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