マイナビ2022年卒大学生のライフスタイル調査<今の自分と未来編> ~ 就活生の今と、思い描く未来のイメージ~
◆「選択的夫婦別姓」を希望する割合は男子で半数弱、女子で半数強。「わからない」が約2割
「選択的夫婦別姓」について「今まで通り結婚すれば同じ姓になる方が良い」(=希望しない)と「同じ姓にするか、別の姓にするか、選べる方が良い」(=希望する)のどちらの考えに近いか聞いたところ、「選択的夫婦別姓」を「希望する」割合は男子 47.8%、女子 52.8%となった。男女とも約半数が「希望する」で、女子のほうが男子よりやや高い割合だった。「希望しない」割合は男子 33.6%、女子 30.5%、「どちらとも言えない・わからない」は男子 18.6%、女子 16.8%だった。
結婚後の働き方や子育てと働き方についての質問に回答する際最も重視したことの回答別に「選択的夫婦別姓」についての考え方を集計したところ、「自分のキャリア・仕事」を重視する人は、女子では「選択的夫婦別姓」を「希望する」割合が比較的高く(58.3%)男子では逆に「選択的夫婦別姓」を「希望する」割合が比較的低くなった(39.4%)
「選択的夫婦別姓」について、あなたの考えに近いもの
◆「友人関係の広いネットワーク」「ストレス耐性」「就活に対するやる気」が欠けている学生が増加
「あなたに欠けていると思うもの」について聞いたところ、男子は「コミュニケーション能力」(35.5%、前年比0.2pt増)が2年ぶりに1位に返り咲き、女子は7年連続で「自分の長所をアピールする力」(40.0%、前年比2.1pt減)が1位だった。
前年との比較での大きな変化は、男女とも「友人関係の広いネットワーク」「ストレス耐性」「就活に対するやる気」が欠けている学生の割合がそれぞれ増えたことだ。前年と比較して、「友人関係の広いネットワーク」は男子 4.7pt増 / 女子 4.1pt増、「ストレス耐性」は男子 6.7pt増 / 女子 5.2pt増、「就活に対するやる気」は男子 4.9pt増 / 女子 5.1pt増だった。コロナ禍のステイホームが「友人関係のネットワーク」づくりに影響し、コロナ禍での生活におけるストレスが「ストレス耐性」や「就活に対するやる気」を奪っているのかもしれない。
- 調査・データ 更新日:2021/03/11
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