＜年代別の採用状況＞

年代別採用状況は、30代の正社員雇用が74.4％と最も高い。
20～40代は正社員雇用が多いが、50代は正社員雇用と正社員以外での雇用が同程度の割合となっている。
さらに、60代以上では正社員以外での雇用の方が多い。

＜ミドルシニア層の採用理由＞

ミドルシニア層（40～60代）の採用理由は、いずれの年代でも「豊富な経験」が最も高く、次いで「年齢は関係ない」が挙がった。
「給与を安く抑えられる」は、40代・50代では1割未満であったのに対して、60代以上では3割弱と高い。
これは60代以上の雇用形態が、正社員以外が多数を占めるためとみられる。

＜40代・正社員採用案件＞

40代・正社員採用案件について細かく見てみると、従業員数は「300人以上」の大企業の割合が高め。
業種は、「メーカー」「サービス・レジャー」が2割、「不動産・建設・設備」が1割強、その他は1割未満。
主に募集した職種は「営業」が最も高い。
採用理由は「豊富な経験」が5割弱と最も高く、「年齢は関係ない」「専門性が高い」が続く。
ミドルシニア採用企業全体と比較すると、「定着が期待できる」が高く、「給与を安く抑えられる」は低い。