中途採用実態調査(2020年)
全体の45.7%が「変化はなかった」。変化があったとした中では、「1回あたりの面接時間を短くした」(28.4%)、「内定を出すまでの期間を短くした」(15.2%)がTop2。いずれも大企業ほど多く回答している。 アウトソーシングやAIツールの導入については、300人以上の企業のうち、10%弱で「書類選考の自動化」、「適性・能力診断テストの選考業務の外注」が挙げられている。 採用人数を増やした企業では、「内定を出すまでの期間を短くした」(31.2%)、「内定後における内定者とのコミュニケーション量を増やした」(21.5%)、「入社までの時間を短くした」(18.7%)が全体よりも10ポイント以上高い。
募集開始時期が早まった企業、入社時期が早まった企業も同様で、積極的に人材確保に動いた企業は、選考全般の短縮化に加え、コミュニケーション等の充実が図られている。 面接をWEB化した企業では、面接時間を長く、内定を出すまでの期間を短く、内定者とのコミュニケーションを増やしたとの傾向がみられる。
コロナ禍で2社に1社は採用業務に変化を感じている。 経営状況が悪化している企業が多い中で、選考形態の検討など、 自社にマッチした人材を確保していくため、変化にいかに対応できるかが、今後重要となるだろう。
- 調査・データ 更新日:2020/10/23
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