経営と人材をつなげるビジネスメディア

MENU CLOSE
1 s_saiyo_s00_s01_s20210427145428 column_saiyo c_senryaku

地方在住の学生を採用するメリットと具体的な採用手法をご紹介

/news/news_file/file/thumbnail_column-077.jpg 1

新卒採用市場のいま

国内企業を対象に2020年卒採用の内定状況を調査した「2020年卒 マイナビ企業新卒内定状況調査(2019年11月発表)」によると、「採用充足率」(内定者数/募集人数)は、前年を下回る80.4%となっており、採用したいけれどもなかなか採用できない、企業側の厳しい状況が続いていることがわかります。

そのため、競争率が高く自社の希望にマッチする人材を採用できないという状況に悩んでいる企業は多いのではないでしょうか。 都心部や本社付近など限られたエリアを対象にした採用活動では、対象となる学生も限られるため充分な人材を確保するのが難しくなります。

このような状況下で注目されているのが地方在住の学生の採用です。以下の項目では、地方在住の学生の採用に積極的に取り組むメリット・デメリットや、具体的な採用手法についてご紹介します。

地方在住の学生を採用するメリット・デメリット

地方在住の学生を採用するにはどんな手法がいい?

内定後のフォローも重要


内定を出したあとも、地方在住の内定者にはとくに念入りにフォローすることが大切です。
地方在住の内定者は初めて社会に出るうえに、知らない土地で新しい生活をしなければならないため、多くの不安を抱えています。定期的に連絡をとって状況を聞くことはもちろんですが、交通費を補助して、社内の懇親会や見学などのイベントに参加してもらうことで、その不安を少しでも取り除けるようにしましょう。もし、出張などで近くに行くことがあれば、会う時間を設けてコミュニケーションをとることも重要です。

採用担当が複数人いるのであれば、エリア制で担当を決めておく方法もあります。連絡の際に「○○エリア担当の××です」というように名乗るだけでも、親近感を持ってもらえます。

また、地方在住の内定者は入社前に住居を探さなければなりません。土地勘がないため、多くの先輩社員が住んでいるエリアや交通の便が良い駅、不動産を紹介するなど、丁寧なフォローをしてあげると非常に喜ばれます。
入社後の配属先に関しても、学生の希望を踏まえたうえで、いずれは地元に戻れる可能性があるなど、配慮のある配置を検討するのもよいでしょう。

まとめ


今回は、地方在住の学生を採用するメリットや有効な採用手法についてご紹介しました。
地方在住学生のなかには、都市部の企業との出会いの機会が少ないだけで、優秀な人材がたくさん眠っている可能性があります。新卒採用に苦戦する企業や中小企業にとっては、思いがけずよい人材と出会えるチャンスかもしれません。
Webなども活用しながら、就職活動における地方在住の学生の悩みを少しでも減らし、出会いの機会を広げてみましょう。企業側から積極的にアプローチすることで、自社にあった人材に出会えるかもしれません。
  • 人材採用・育成 更新日:2020/03/12
  • いま注目のテーマ

RECOMMENDED

  • ログイン

    ログインすると、採用に便利な資料をご覧いただけます。

    ログイン
  • 新規会員登録

    会員登録がまだの方はこちら。

    新規会員登録

関連記事