採用困難な時代だからこそ「コア業務」に注力する―採用アウトソーシングの現実
北村: 刻々と変化する社会情勢や採用トレンドに対応するために、採用活動はより複雑に、より長期化傾向になってきています。その中で競合他社に先んじて優秀な学生を採用するためには「スピード感」が非常に大事なのです。
だからこそ、オペレーション業務をアウトソーシングすることで採用担当者が本当にしなくてはいけない、採用計画や選考フローの設計などの「戦略業務」と、「動機形成」や「学生の見極め」に時間を使っていただきたいのです。
オペレーション業務に時間を費やしていると、十分な動機形成ができなかったりスピード感のある見極めもできないので、採用するべきだった学生が競合他社からの内々定や内定に応じてしまい、選考辞退や内定辞退につながるということになりかねませんから。
北村: 単発で「メールだけ送ってください」や「イベントの設定だけお願いします」というご依頼を請けないわけではないのですが、多くの場合はパートナーとしてご一緒させていただいています。
会社ごとに学生が魅力を感じるポイントが違いますので、メールの書き方ひとつとってもオリジナルのノウハウが必要なのです。そういったノウハウは会社ごとに蓄積しており、実際に対応するスタッフが変わったとしてもクオリティに変化はありません。
自社内でのノウハウ蓄積も大切ですが、オペレーション業務については社外にノウハウを置いておいてもいいと思いますよ。むしろ、退職や異動による引き継ぎの手間が発生しませんので、スムーズに採用業務を継続できるというメリットにもつながります。
- 人材採用・育成 更新日:2021/02/04
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