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2018年卒新卒採用マーケットの戦略トレンド

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12月となり、いよいよ18年卒の広報開始時期に向けてマーケット全体としては、インターンシップや業界研究など学生の職業観・就業間への働きかけが本格化している状況となっています。
私は大手企業に向けた営業の責任者という業務と共に、企業様のマッチング協力社員のトレーニング、大学でガイダンス講師として登壇の機会を頂戴しております。 これからもマーケットにどっぷりつかっているからこその情報を定期的に更新させていただきますのでよろしくお願いいたします!

今回のテーマは 本年度の採用マーケットの戦略トレンドについてお話させていただきます。
18年卒の新卒採用マーケットの戦略トレンド -
「マッチング」 昨年から新卒採用のマーケットは、かつてないほどの短期決戦となっています。 短期決戦になればなるほど、当然選考過程において応募してくれた学生のロイヤリティと自社への就業意欲を高めていく作業をすることが必須となるため、昨年からこの「マッチング」が非常に重要となっています。 トレンドというか、もはやどの企業においても採用活動の頼み綱が「マッチング機会」となっています。そのマッチング精度を高める施策について検討する必要があります。

では、企業規模や採用競合に志望先として優先度を高めるためには必要なことはなんでしょうか? マッチングをするときに大切なポイントは学生に「この企業で働きたいな」と感じてもらうこと。ただ、それが接触の機会だけの一時的な好印象を与えるものであったらダメだということ。 よくある内定後の「この会社で本当によいだろうか?」という学生心理の不安の元を生み出しているのは、このマッチング接触の一時的な好印象の連続で生み出されている可能性もあります。

マッチング戦略の成否は機会を創出するだけではなく、いかに精度を高めるかを検討していくことにあります。おそらく入社後の定着率についても、大きな影響力を持ったところであると考えられます。 そのキーワードとなるのが「価値観」です。 100人学生さんがいれば、100人それぞれ仕事に対しての価値観は異なります。 ですので、まずは自社が求めている人材は、どういった価値観を持った人材が必要なのかから考える必要があります。
近年、よく企業様とこういったお話をさせて頂くと、「うちは多様性を求めているから、どんな価値観でも受け入れる」と伺うことがあります。ただ、企業には本質的にそれぞれ価値観があり、それが学生の企業選定における意思決定の本質になっているのです。だからこそ、学生と会うまでに是非"わが社の価値観について"見つめていただきたいと考えています。 学生側が働く際に持つ価値観の一覧を参考に載せさせていただきました。
そもそも非常に優秀な人材であっても自社にマッチングする人材なのか?どうなのか? そのすり合わせを戦略上の重要指標として取り入れていくこと。
そしてそうした学生の持つ価値観に触れてあげることが、最も本質的に本人の"働くこと"を考える心理に触れることであるため、マッチングした際の志望度の優先度向上につながる可能性が高くなるのです。 また、マッチングに協力する社員への自社価値観の共有は、企業への帰属意識を再認識することになるため、採用を通して更に企業内におけるインナーマインドを強化する作用も併せて生まれる可能性を秘めています。

3月の広報開始に向けて、これから社内の協力社員研修等開始されるタイミングとなります。是非この「価値観」をキーワードとしたトレーニングを行い、ご準備をしていただければと考えています。また、当社ではそういった研修等幅広くご要望にお応えする準備をしておりますので、是非お気軽にご相談下さい。

      • 人材採用・育成 更新日:2016/12/12
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