マネージャーが転職を決めるとき|担いたかったのは、Emotion Techの調整役
「リーダー・マネージャークラスの人材をいかにして採用するか」は、人事が抱える大きな課題です。
企業にとって重要な人材であればあるほど、採用したいと考える企業は多いですし、企業も簡単には手放してくれないもの。では、どうすればそうした人材を獲得できるのでしょうか。
そのノウハウを学ぶには、リーダー・マネージャークラスの人材が「転職を決めた理由や経緯」を知ることが効果的です。連載第2回である今回は、株式会社Emotion Techの技術顧問に就任した林優一さんをインタビュー。同社は、顧客の感情を数値化して企業の業務改善につなげるサービスを提供しています。
林さんがEmotion Techへの転職を決めたのはなぜだったのでしょうか。そして、彼の考える「企業が採用を成功させる方法」とは。その秘密を、林さんは穏やかな口調で語ってくれました。
林:私が採用面接の場でよくやっているのは、「失敗したエピソード」を聞くことです。失敗した理由とその対策、具体的に何をしたのかをヒアリングしています。どのような課題解決ができる人なのか、失敗談を話せるだけの素直さや謙虚さがある人なのかをチェックできるからです。
それから、求人票に企業の「課題」を書くことも重要だと思います。マネージャーは課題解決が重要な仕事の1つなので、「その企業は、具体的にどのような課題を抱えているのか?」を理解できると企業に対する興味が増すんです。組織のこと、プロダクト設計のこと、採用のこと、いろいろあるとは思うのですが。その内容が伝わる求人票を書けば、採用のミスマッチが減るのではないでしょうか。
- 人材採用・育成 更新日:2017/07/13
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