ところで、最上位概念である会社の目的は誰が与えてくれるものでしょうか? 当然のことながら、リーダーである経営者が目的を作り出さなければならないのです。そのため、与えられた目的を理解することから一歩進み、自分で目的を作り出すことを中間管理職のうちから身に着けることが経営者への道となります。
上位からブレイクダウンされた目的を理解して、それに向かって行動を起こすだけでなく、自部門の経営を任されている意識を持ち、自分で目的を考えて作り出す習慣を持つことが、マネージャーからリーダーになるポイントと言えるでしょう。