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メンタリングを成功させる10のステップ

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  • 理想を押しつけるのではなく、メンティーのレベルに合ったところから始める
  • どんなことでも話せる安全な場をつくり信頼を得る
  • ポジティブで、逆境に強い関係をはぐくむ
  • ゴールを意識し柔軟に行動する
  • 新たな思考様式や態度にするためのリスクを取り、メンティーにコンフォートゾーン(自分が楽でいられる行動範囲)を超えさせる
  • メンティーの内面をよく知り、外の世界のアクションにつなげる
  • メンターの最大限の力を発揮する

本書では、本を読んだりメンターの話を聞いたりする講義式のメンタリングではなく、経験を通して学ぶことを重視しています。例えば次のような手順で進めるアクションラーニングのワークショップを開けばメンティーは経験を通して学ぶことができます。

  • 何ができるか可能性を探る
  • 新しいアプローチを試す
  • メンターが洞察やフィードバックに協力する
  • 学んだことを生かす
  • メンティーの自己認識レベルを判断する
  • 生産的な質問(productive inquiry)をする
  • メンティーの強みと弱みをはっきりさせる
  • ほかの人にフィードバックを求めるように促す
  • メンティーに自己反省の習慣を勧める
  • 日誌をつける -自分を客観的に見つめることができるようになり、自己反省の習慣がつきます。
  • メンティーに、ほかの人の指導をさせてみる -自分が得た知識や技術をほかの人に教えることで、しっかりと身に付きます。チームリーダー、マネージャー、指導者を目指しているメンティーには特に効果的です。
  • メンターとメンティーの立場を入れ替えてみる -メンティーが得意なことをメンターに教えます。対人関係のスキルを向上させたり、得意な分野についてさらに学んだりする機会になります。
  • 専門家にインタビューをする -メンティーが伸ばしたいと思っている技術を持った専門家にインタビューする機会を与えることで、技術的な知識のアップや展望につながります。
  • 気になる施設、企業などを見学する -工場見学や職場見学は、興味を持っているビジネスがどのように機能しているのか知る機会になります。
  • アイデアを図式化する -アイデアを簡単な図や表を使って表すことで、会話のきっかけとなったり、新しい視点を提供したりできます。身につけておくと役立つスキルです。
  • ロールプレイ・リハーサル -商談やプレゼンテーションに挑む前にロールプレイングやリハーサルをすると、頭で考えていたことを体で感じることができ、より具体的な対策ができます。
  • 専門家が話すビデオを見る -インターネットを検索するだけでも、世界中の専門家のスピーチを聞くことができます。ロールモデルのアイデアを聞くことはもちろん、プレゼンテーションや話し方の参考にもなります。
  • 同僚との共同作業 -共同作業を通して、対人コミュニケーションや説明責任を共有することを学んだり、適応性を向上させたりできます。
  • ボランティアに参加する -現在の仕事では体験できない経験を積むことができます。
  • 視点を変える -ある問題について自分の視点を書き出し、次にほかの人の立場からその問題を考えてみる「リフレーミング」をしてみるといいでしょう。もっと広く考えることや、バイアスについて理解すること、ほかの人と上手にコラボレーションすることを学ぶことができます。

目的が十分に達成されたとき、または状況の変化によりメンタリングが必要なくなったときには、まとめの話し合いをしてメンタリングを終了します。

  • 話し合いの目的:メンタリングの総括であることを告げる
  • メンティーの業績を振り返る
  • メンタリングの成果を振り返る
  • メンティーが今後どのようなことに挑戦していきたいか、次のステップについて一緒に話し合う
  • クロージング(メンティーに贈る言葉を用意してもいいでしょう)
  • 労務・制度 更新日:2020/07/02
  • いま注目のテーマ

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