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キャリア採用と中途採用の違いとは?キャリア採用のポイントも解説!

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中途採用とは

中途採用は、新卒採用以外で不定期に行う採用活動であり、就業経験のある人材を対象としています。未経験者を対象にした採用も多いものの、社会人としての知識やマナーを有しているものとして迎えられることが一般的です。

キャリア採用とは

キャリア採用では、スキルを持った経験者を即戦力として採用することを指しています。以前に比べて転職が一般的になったことも影響し、多くの人はさらなるスキルアップを目指して転職する傾向にあります。企業側としても育成にかける時間やコストがそこまでかからず、即戦力となってくれるというメリットがあります。

中途採用とキャリア採用の違い

つまり、キャリア採用は即戦力であることを重視して行う採用といえます。中途採用では社会人としての知識やマナーはあっても、異なる業界や業種から転向してくる応募者も少なくありません。

キャリア採用と中途採用を明確にわけるためには、応募要項に「◯◯の経験×年以上」や「◯◯のスキルを有していること」といったように、条件を記載しておく必要があります。

営業

営業のスキルは一朝一夕で得られるものではないからこそ、キャリア採用を行っている企業は少なくありません。特にそれまでに培った人脈は、転職後にも生かせる重要な財産です。いちから育てるには時間もコストもかかるため、企業側としても営業のノウハウを持った経験者を採用しようとしています。

キャリア採用で営業職を探す際は、「1分で自己紹介をしてください」「前職で営業していた商品やサービスについてご説明ください」といった質問をしましょう。営業職に欠かせないコミュニケーション能力を見極めると同時に、営業していた商品やサービスを理解する姿勢がわかります。

人事

人事として活躍できるかどうかは、多くの応募者と関わってきた経験が左右します。優秀な応募者の共通点も、それまで人事の経験があれば見極めるポイントを押さえているはず。これも営業と同じく、場数をこなすことで得られるスキルでもあります。

また、現場に足りない人材を判断し、採用活動につなげる能力も人事には必要です。こちらについても1社目では身につくのに時間がかかるため、経験者が好まれる理由でもあります。

同時に、人事には「常に変更されるスケジュールに対応できる力」も欠かせません。イレギュラーな状況にも対応でき、採用に関するスケジュールをていねいに捌く力があるのか、効率アップのために心がけていることなどを面接の場で確認しましょう。

財務

事業を拡大していくうえでは、ときに銀行から資金調達を受ける必要が生じることもあるでしょう。そんなときに力になれるのが、財務です。どんなポイントをアピールすればいいのか、具体的な数字を用いてのプレゼンに役立つノウハウは、経験者だからこそ知り得るものです。

財務には、些細なことでも事実がわかるまで突き詰める力も求められています。社員からの申請に不明点があったり、誤っている点があれば、徹底的に正しいものなのか確認しなければなりません。決してそのままにするのではなく、しっかりと物事の正しさを見極められる相手なのかどうか、業務上で大切にしていることを聞いてみましょう。

SE、プログラマー

SEやプログラマーは、専門的な知識を必要とする職種です。未経験からでも始められる面もありますが、業務はコードを書く以外にも顧客とのコミュニケーションなど多岐に渡ります。過去の経験があれば、「業務の負担を軽減するためにはどうすればいいのか」「スピード感を持って開発を進めるには」といった課題にも取り組めるでしょう。

SEやプログラマーは、日々生まれている新しい技術に対応する力や、学ぶ姿勢を持つことが重要です。終業後にスクールに通ったり、参考書でコツコツ学ぶSEやプログラマーも多く、より効率的に動くことができる人材はどこに行っても活躍できる傾向にあります。日々、スキルを磨くためにやっていることや数年後に取り組みたい業務、今身に付けたい技術などを聞くのがおすすめです。

法務

近年では、SNSなどの発達やハラスメントが表面化していることから企業の炎上リスクが高まっています。コンプライアンスが重視される時代だからこそ、過去の事例を知識として蓄積している経験者を法務として採用しようとする企業も増えているのです。

自社だけではなく、現在どのような事例が問題となっているかを知っている、知ろうとする法務は、万が一トラブルが発生した際にも適切な対応が可能です。昨今で気になった法務におけるトラブルの事例と、自分ならどのように対処するかを聞くのがポイントです。

  • 人材採用・育成 更新日:2020/10/06
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