新卒採用計画の準備と立案の流れ
採用計画を立てるためには、採用市場の動向を探っておくことが必要です。
まず、求人市場全体のマクロのデータは厚生労働省から出される求人倍率調査などを参考に分析するとよいでしょう。 求人市場のなかでも、とくに新卒採用に関する市場動向は、マイナビが企業や学生に向けて毎年調査しているデータも参考にしてください。 当サイト(新卒採用サポネット)の「調査・データ」でさまざまなアンケート結果を公表しています。
また、競合についても調査をしておきましょう。アピールポイントや採用条件・待遇、スケジュールなどを確認しておくと参考になるでしょう。競合といっても同業種だけではなく、地域や勤務条件といった点での競合もこれにあたります。幅広くリサーチし、採用市場全体の動向を分析しておくことで、綿密な採用計画をたてるのに役立ちます。
前年の採用結果を振り返り、改善点や課題点を把握することも大切です。採用した人数が目標に達していたか、入社した人物のスキルや人柄について社内での満足度はどうか、新入社員の定着率や満足度はどうかといった観点から、どこに課題があるのかを探っていきます。
エントリー者数、各選考に進んだ人数、採用人数が目標に達していなかった場合は、広報の仕方や採用スケジュールに問題があったかもしれません。社内から「希望していた人材とは違う」といった声があれば、採用基準の見直しが必要かもしれません。内定辞退が多かった場合、自社のよさを伝えられていなかったことや、内定者へのフォローが不足していたということが考えられます。
このように前年の採用活動からわかる課題を把握することで、次の採用活動をより有益なものにすることが可能になります。
- 人材採用・育成 更新日:2020/05/28
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