スタートアップ採用(すたーとあっぷさいよう)
スタートアップ採用とは、発足したばかりの組織・団体が前例のない事業戦略を打ち立て、短いスパンでの飛躍的な成長を期待して行われる採用活動のこと。
変化が多く、臨機応変な対応や判断が求められるスタートアップ企業では、常に自己研鑽を続け、主体的に意思決定ができる人材が求められる。また、自社のビジネスモデルやミッションに共感しているという点も重要である。
一方、スタートアップ企業はベンチャー企業と同じく創業から日が浅いため、採用活動におけるリソース、費用、認知度が大手と比べて不足しやすい。
この採用手法を成功させるには、共感する求職者との接点の創出が重要だ。そのためには企業理念や社内風土など、自社にしかない魅力を精査し発信することで企業認知度を向上させることが望ましい。
また、他の新興企業や上場企業とは異なる採用戦略をとり、直接的に求職者へ誘いをかけることもポイントだ。ダイレクトリクルーティングやリファラル採用などの採用手段がこの手法に適しており、活用次第で最適な人員を確保できるだろう。
更新日:2024/07/04