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採用力さいようりょく

採用力とは、社会や組織に対してプラスの影響をもたらしてくれる優秀な人材を採用する力のことをいう。一般社団法人日本採用力検定協会によると、採用力は以下の5要素からなる。

①パースペクティブ(採用に対する視座)
②マインド(採用に向き合う姿勢)
③ナレッジ(採用を良くするための知見)
④スキル(採用を良くするための技能)
⑤アクション(採用における意思決定)

つまり、適切な採用戦略とそれを実行するモチベーション、目的の達成に必要なノウハウと行動力、広い視野と的確な判断力が採用力を高めるための重要なポイントだということだ。またこれらは学習によって獲得可能なスキルである。

企業が採用力を強化するための施策は大まかに3つに分けられる。1つ目は知名度・イメージ・ブランド力などの企業力を挙げる取り組みを継続的に行うこと、2つ目は雇用形態や待遇、福利厚生などの労働条件を改善すること、3つ目は採用活動力(広報活動などの採用実務に関する能力)を強化することである。

それらを実行していくにあたっては、まず採用活動を行う目的やターゲットを明確にし、自社に合った採用手法を用いること、また並行して採用に関わるメンバーへの研修が有効とされる。

更新日:2024/07/04

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