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秘密保持契約書()

秘密保持契約とは、自社の業務上の秘密を相手方に提供する際、その秘密が相手方から第三者に開示されることのないよう、情報の管理方法を規定した契約のことで、「Non-Disclosure Agreement」の略称としてNDAと呼ばれることもある。秘密保持契約書はそれらを取り交わす書面を指す。

企業が業務委託や共同研究のほか、従業員の雇用、インターンシップを実施する際、自社が保有する一定の情報を相手方に提供しなければならない場面が存在する。
秘密保持契約を締結していない場合、そのような場面で提供した秘密情報が相手方に利用されるおそれがある。こうした事態を防ぐため、秘密保持契約書は秘密情報を提供する前に取り交わすべきとされている。

秘密保持契約書を交わすことで相手方の情報管理意識が高まり、自社の情報流出リスクを抑える効果が期待される。また、相手方が情報を流出させた場合には、契約書に基づいて損害賠償を請求することが可能だ。
 

更新日:2024/07/04

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