バンドワゴン効果(ばんどわごんこうか)
バンドワゴン効果とは、多くの人が賛同している物事に対し賛同が集まりやすい現象のことである。
米国の経済学者が唱えたことが始まりで、時代の流れに乗る・マジョリティーに賛同する・有利な方につく、という意味合いを持つ。
この効果は、大衆が「多くの人が良いと思っている物事はきっと良いものだろう」と考え、賛同したくなる心理を表している。背景には「まわりと同じ物がほしい」「同じことをしていたい」という願望が存在する。
社会のさまざまな場面で、バンドワゴン効果は利用されている。
例えば広告で「多くの人が利用している」ことを具体的な数値で示した場合、そうでない広告に比べて大きな反響があったというケースがある。そのほかにも、SNS上でインフルエンサーや著名人が紹介している商品と同じ物を欲しいと思うのも、バンドワゴン効果の一例といえる。
更新日:2024/07/04