氷河期世代()
氷河期世代とは、1993年からの約10年間に就職活動を行っていた世代のことである。具体的には2024年時点で40~54歳の人々を指し、ロストジェネレーション世代と呼称されることもある。
バブル崩壊の影響で企業が人件費を削減したことにより、1993年以降の採用市場は有効求人倍率が1.0を下回る買い手市場となった。
こうした時代が約10年間続いたことにより希望する企業に就職ができず、不本意ながら不安定な仕事に就いていたり、無業の状態が継続しているなど、現在もさまざまな課題に直面している現状がある。政府としても氷河期世代の就職・活躍支援を行っており、雇用事業主への助成金制度などもある。
更新日:2024/07/04