「就職活動の方向性が固まっている」学生が前年より7.7pt増加し、64.1%/2025年卒 大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(1月)
1月時点でこれまでのインターンシップ・仕事体験参加率は前年比3.7pt増の89.8%
25年卒学生の1月のインターンシップ・仕事体験への参加割合は51.0%となった。【図1】また、1月時点でのこれまでのインターンシップ・仕事体験への参加割合は89.8%(対前年比3.7pt増)となった。【図2】
1月は大学によっては授業だけでなく、後期試験があったり、ゼミ・研究室配属が始まったりして、これまで以上に学業が多忙になる時期でもある。そのため、月ごとの参加率は低下する傾向にあるが、累計参加率はほぼ9割と高い水準を維持しており、25年卒学生がインターンシップ・仕事体験に積極的に参加している様子がうかがえる。
インターンシップについて不安は「インターンシップ選考のエントリーシートを通過できるか」が最多で36.2%
インターンシップについて不安に思うことを聞いたところ、前年と同様に「インターンシップ選考のエントリーシートを通過できるか」が最多で36.2%だった。 「不安に思うことはない(9.7%)」が前年から5.0pt増加しているように、全体的に前年から減少する項目が多く見られ、特に「インターンシップ・仕事体験に参加して今後の就職活動の方向性が見えるか(26.0%)」は前年からの減少幅が最も大きく、8.3pt減少していた。【図3】
また、「就職活動の方向性として、現在の状況はどうか」という質問に対して、「就職活動の方向性(志望業種や企業、職種、大事にしたい価値観など)が固まっている」という回答が前年より7.7pt増加し、64.1%となった。【図4】
25年卒は、【図2】が示すように、6月から前年よりも高い水準でインターンシップ・仕事体験への参加割合が推移しており、就職活動に向けての準備もまた前年よりも進んでいると推察される。
- 調査・データ 更新日:2024/02/15
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