5年で東北エリア人気企業TOP10に! 成功のカギは企業理解に基づいた採用広報とワークショップ
事業の変化に伴い、能動的な新卒採用の必要性を実感
— 今日はよろしくお願いします。早速ですが、御社が新卒採用を始めたきっかけについて教えてください。
齋藤さん: 私が当社の採用担当に着任したのは、2016年です。それまではハローワークに求人票を出して、応募を待つという採用スタイルだったのですが、私が着任して以降、その手法を転換しました。
というのも、その頃から、当社の事業は会社名から想起されるような旅行業だけではなくなってきていました。地方創生を目的とした誘客プロモーションや移住促進、企業が実施する研修旅行、会議といったMICEの企画・運営をはじめとする、ソリューション事業へと軸足を移している最中だったのです。
もちろんこれに伴い、必要な人材も変化しつつありました。しかし「待ち」の採用で入社した人材は、事業の実態を十分に理解していなかったため、入社後にギャップが生じ、離職率の上昇につながってしまいました。そこで、当社で実現できる未来や、来てほしい人材についてメッセージや情報を発信した上で、それに共感する人に来てもらうという、能動的な採用スタイルへと転換することにしたのです。そのためにはまず、就職情報サイトへの掲載が第一歩だと考えました。
— その中で、マイナビを選ばれた理由について教えてください。
齋藤さん: 一番は、営業担当者さんの提案力です。今の方で3人目になりますが、皆さん当社がやろうとしていること、必要としていることを的確に把握し、熱意を持ってタイムリーに提案してくださいました。その上で戦略を策定し、実行できるよう、きめ細かくサポートしていただきましたね。
例えば合同企業説明会への出展を検討した際にも、実際に見学する機会を設けてもらいました。営業担当者さんが同行しながら、ブースの設計や当日の運営についてアドバイスしてくださったので、当日のイメージが明確になり、不安なく出展を決定することができました。
— 他にも、マイナビのサービスはご利用になっていますか?
齋藤さん: はい。採用パンフレットや採用ホームぺージ 、動画、合同企業説明会で使用するタペストリーや椅子カバーといったブース装飾の制作も、数年にわたってお願いしています。制作会社は数多くありますが、やはり当社を深く理解してくださっている会社さんにお任せするのが一番だと考えているからです。
実際に、制作に関わるディレクターやライターなどのスタッフ陣も、当社への理解を深めた上で企画や制作をしてくださっています。ご本人たちの企画力やスキルはもちろんのこと、営業担当者さんからの情報共有も綿密に行われているのだと思います。どれも当社の意図を捉えた、高いクオリティに仕上がっており、タペストリーは、お客さまをお迎えする本社エレベーターホールにも常時飾っています。WEB会社説明会の動画撮影では、マイナビのスタジオを借りられるのも、メリットの一つです。
企画力を実感できる1dayワークショップが大人気
— マイナビのサービスをご利用になって、採用の成果はいかがですか?
齋藤さん: マイナビへの掲載を開始して以降、年を追うごとにエントリー数が徐々に増えていきました。そして新卒採用を開始してたった5年で、マイナビ・日経 大学生就職企業人気ランキングの東北エリアTOP10 にランクインすることができました。
これには、前述した採用広報や合同企業説明会への出展に加えて、19年卒から注力しているプレ期の1dayワークショップも大きいと思います。これもマイナビの営業担当者さんからの強い勧めで、開始するに至りました。
内容としては、まず当社の説明から始めます。せっかく会社までお越しいただくわけなので、ここでは通常の合同企業説明会ではお話ししない内容も、深掘りしてお伝えするようにしています。例えば、フレックスタイム制やリモートワークの制度について。合同企業説明会などでは、働きやすい環境の一環でさらっとお伝えする程度ですが、ワークショップでは実際に活用している社員の仕事スタイルを具体的にご紹介しています。
その後は、若手社員より自己紹介と、自身の就職活動や当社の仕事の実体験、魅力についてのプレゼンを行います。そして近くのレストランにて、若手社員も交えた昼食をはさんで、旅行企画を作るグループワークを実施。各グループから企画案を発表してもらった上で、表彰とフィードバックをします。
このワークショップを経て、より当社に興味を持っていただいた学生は、第2回にもご招待します。こちらは、当日になるまでどこに行くのか分からない日帰りツアーです。ちょっとしたサプライズ要素も盛り込みながら、当社の企画力と、それをお客さまに提供する価値や喜びを実感してもらうことを目的としています。
このツアーは非常に好評で、ツアーを経て志望度が急上昇する学生が多いですね。若手社員数名も同行し、移動中などもぼーっとする暇がないくらいコミュニケーションを取るので、これも企業理解・仕事理解の促進に貢献しているのだと思います。一部の参加者には、続く第3回のフィードバック面談にもお越しいただいています。
こうした取り組みが功を奏して、実際に入社する人も、毎年半数以上がワークショップの参加者です。しっかりと当社を理解して入社してくれている分、定着率も非常に高く、過去3年間の新卒入社社員の退職者はゼロ。全ての取り組みが相乗効果を生み、非常にうまくいっていると自負しています。
採用だけでなく、人事全般のプロフェッショナルとして期待
齋藤さん: また、マイナビのエンゲージメント・リサーチと研修サービスも利用しています。社員には仕事も生活も、どちらもウェルビーイングな状態で臨んでほしい。なぜならそれにより、仕事への向き合い方が変わり、ひいては事業にも好影響をもたらすと考えているからです。実際にこのサービスの利用を開始してから、社員のエンゲージメントスコアも上昇しました。今後も長い目で取り組んでいこうと思います。
このように、採用はもちろん、人事のプロフェッショナルとして、マイナビさんには多方面からサポートしていただいています。今後もその高いコンサルティング力で、当社がまだ気付いていない課題を見つけ出していただき、ぜひ解決に向けて伴走していただきたいと思っています。