2019年卒 マイナビ大学生就職内定率調査<4月末>
新卒学生向け就職サイト「マイナビ」の運営をはじめ、各種就職・転職情報サービスを行う株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役:中川信行)は、就職活動を行っている大学生の内々定率を毎年調査しています。このたび2019年卒マイナビ大学生就職内定率調査<4月末>を発表させて頂きます。概要は以下の通りです。
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2018年4月末時点の内々定率は、前月よりも23.7pt増え33.2%だった。また、前年(2017年4月末)の調査と比較すると10.2pt高かった。文理男女別に内々定率を見ると、最も高かったのは理系男子の44.0%(前月比33.3pt増、前年同月比15.6pt増)で、最も低いのは文系女子の25.9%(前月比18.2pt増、前年比7.8pt増)だった。
全体で見ると内々定を保有している学生のうち、30.3% ※1 が「就職活動を終了する」と答えた。一方、「内々定は保有しているが活動を継続する※2」と答えた学生を文理男女別でみると、文系女子が82.1%と最も高い。未内々定者を含めた活動を継続する学生の割合は、回答者全体の89.4%※3だった。
前月、前年と比較しても内々定率の上昇が目立ち、学生の3人に1人が内々定を受け、1人当たりの平均保有社数も1.5社である。しかしながら学生の活動状況は依然として活発で、内々定保有者も含めた就職活動を継続する学生の割合は約9割とまだ高い。学生が最終的に企業を選択する際、どんなポイントで決めるかを見極めながら、不足している情報をしっかりと伝えていきたい時期である。
※1.「内々定先に満足したので終了する(終了している)」と「 内々定先に不満だが活動は終了する(終了している)」 の合計
※2.「内々定先に不満なので続行する」と「内々定先に不満ではないが、他の企業も見たいので続行する」の合計
※3.未内定者66.8%に、内々定を保有して活動を継続する学生22.6%を合算して算出。内々定を保有して活動を継続する学生の割合は、内々定率33.2%に今後も活動を継続すると回答した学生の割合68.2%(内々定先に不満なので続行する:16.8%+内々定先に不満ではないが他の企業も見たいので続行する:51.4%)を掛けて算出している。
■集計方法
文理男女別の全体の数値を算出するにあたり、文理男女別の構成比を2019年3月卒業予定の大学生・大学院生の構成比と等しくする為、文部科学省の学校基本調 査を基に、 ウエイトバック集計を行っている。基準数値は平成29年度学校基本調査(2017年12月公表)の大学3年生・院1年生在籍数を参照し、文理男女比を算出している。
※ウエイトバック集計とはアンケート回答者の属性構成比率が実際の属性比率と乖離している場合、構成比に合わせるように重み付けして集計すること。