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2020年度 マイナビ既卒者の就職活動に関する調査

2020年度 マイナビ既卒者の就職活動に関する調査

新卒学生向け就職サイト「マイナビ」の運営をはじめ、各種の就職・転職情報サービスを行う株式会社 マイナビ(本社:東京都千代田区/代表取締役社長 中川信行)は、このたび既卒者を対象に就職に関する調査を行いました。2020年9月時点でマイナビ2021に登録している既卒者44,241名に対し、既卒学生の在学中の活動状況や、現状の行動及び内定率などの活動実態の調査を行い、263名から得た結果を発表いたします。

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在学中の就職活動及びインターンシップ参加状況
既卒者のうち「在学中は活動をしなかった」との回答は、25.3%と、既卒者の4人に1人は在学中に就職活動を行っていなかった。文理別にみると理系(42.4%)が高い。現役時に就職環境が良いと判断し、研究等を優先した結果、出遅れた可能性が考えられる。また「内定を獲得し、一度就職した」(16.2%、前年比1.4pt減)学生も前年とほぼ同じ割合回答しており、「卒業後3年は新卒扱い」が求職者である学生にも浸透していることが分かる(図1)

図1:在学中の活動状況

一度就職したにも関わらず、現在就職活動を行っている事情は、「配属先の業務に不満があった」(22.1%)がトップ、「志望職種にこだわりがあり、やはり志望職種に就きたかったため」(15.1%)、「入社先の人間関係が合わなかったため」(14.2%)が続く(図2)。
在学中の就職活動の反省点をたずねると、「自己分析が不十分(自分のやりたいことやできることが良く分からなかった)」(47.2%)が最も高く、続いて理系を中心に「スタートが遅かった(就職活動に十分な時間が取れなかった)」(42.0%)、「面接対策が不十分だった」(37.1%)が挙げられている(図3)。インターンシップへの参加状況は、「在学中、卒業後とも参加した」(5.9%、前年比2.5pt増)、「在学中には参加したが卒業後は参加していない」(39.8%、前年比5.0pt増)と、年々参加割合は高まる傾向にある。自己分析により自分のやりたいことを明確にし、業界・企業研究を十分行うことで、ミスマッチを防ぐことができたと考えているようにみえる。

図2:在学中に内定獲得し一度就職した人の卒業後に就職活動している事情 ※上位抜粋
図3:在学中の就職活動についての反省点(複数回答) ※上位抜粋

在学中と卒業後の志望業界・企業
在学中と卒業後の第一志望の業界で最も減少率が高いのは、「メーカー」が在学中24.3%→卒業後18.0%に減少、次いで「官公庁」が在学中18.0%→卒業後14.0%に減少している。既卒の場合、公務員試験が不首尾に終わり、方向転換するケースが多くみられる。一方、「公社・団体」は在学中1.9%→卒業後6.9%となり、官公庁志望者の変更先として多く挙げられている。また幅広い業界から志望変更先として挙げられているのが「ソフトウエア・インターネット・通信」で在学中8.5%→卒業後13.9%と上昇している。在学中に就職活動をした既卒者の6割以上が、志望企業が「在学中と変わった」と回答した。

図4:在学中と卒業後の志望業界変化

■卒業後の活動量と内定状況
今年度(マイナビ2021の活動)の活動量は、エントリー数及びセミナー参加社数では前年より増加しているものの、エントリーシート提出社数及び通過社数、面接受験社数に関しては、前年を下回る結果となっている。既卒者本人の活動量は現役時と比較して「(かなり+やや)活動量が増えた」が53.3%(前年比2.7pt増)、「(かなり+やや)活動量が減った」が31.3%(前年比5.3pt増)と、二分される結果になった。現在の内定保有率も34.4%(前年比8.9pt減)と前年を大きく下回り、現役学生の77.6%(※)と比較しても、既卒者の厳しさが伝わってくる(図5)。活動量が増えたグループと減ったグループで内定率を比較してみると、活動量が減ったグループの方が内定率は低くなっている(図6)。
内定を獲得した業界をみると、理系を中心に「ソフトウエア・インターネット」(18.6%)、文系を中心に「鉄道・航空・運輸・物流」(8.9%)などが上位に入っている。入社意思の最も高い企業の従業員規模は「300人未満」の合計が51.0%(前年比14.7pt増)と半数を占めている。
内定保有者に今後の活動について聞くと、「内々定先に満足したので終了する」が52.7%(前年比18.4pt減)と減少し、「不満ではないが他の企業も見たいので続行する」が31.0%(前年比14.2pt増)で、「活動終了」といった決断を行える既卒者の割合は減少している。

図5:既卒者の現在の内定状況     図6:既卒者の内定率(活動量別)

 ■卒業後の就職活動の情報源や活動について
新型コロナウイルスが自身の就職活動に何らかの影響を及ぼしたか聞いてみると、どの属性でも7割は「影響があった」と回答している。 「影響があった」と回答しているグループは全体平均より活動量が多く、内定率も全体平均を少し上回っていることから、危機感を感じて活動した結果が良い方向に作用していたようだ(図7)。  卒業後の就職活動においての情報収集元は、「就職情報サイト」(82.0%:前年比3.8pt増)、「個別企業のホームページ」(49.5%:前年比2.2pt減)、「WEBセミナー」(20.0%:前年比12.8pt増)が上位に挙げられている。一方「合同企業説明会(就職情報会社主催)」(17.9%:前年比6.7pt減)、「新卒応援ハローワーク」(15.6%:前年比7.1pt減)、「学校のキャリアセンターや学校の求人票・学内情報システム」(9.7%:前年比3.3pt減)といった対面型の情報収集手段が減少する傾向にあり、既卒者においても直接ヒアリングする機会や、対面サポートの機会が奪われていたことが分かる(図8)。

図7:コロナウイルスの影響があったか    図8:情報収集に何を活用していたか(複数回答) ※上位抜粋

□参考調査(調査元マイナビ)
※1「2021年卒マイナビ学生就職モニター調査 8月の活動状況」
※2「2021年卒マイナビ大学生内定率調査 8月」

調査概要

調査名 2020年度マイナビ既卒者の就職活動に関する調査
実施期間 2020年9月14日(月)~9月30日(月)
調査方法 9月14日時点のマイナビ2021会員のうち、既卒の登録者にWEB DMを配信。
調査対象 マイナビ2021会員のうち、既卒で登録している44,241名
有効回答数 263名

学生の属性データ<文理男女別>

文理別/男女別 回答数 回答比率
文系 202 76.8%
理系 61 23.2%
総計 263 100.0%
男子 141 53.6%
女子 122 46.4%
総計 263 100.0%

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