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入社前研修の目的と内容について

1.入社前の学生の心理状況

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※「入社予定先企業を決めた後、不安になったことはあるか」「不安になったのはどんな理由からか」
/2017年卒マイナビ内定者意識調査(6月~7月実施)

学生は入社意思を固めて以降、実際に入社するまでには半年以上の期間があります。学生はその期間中、どのように過ごすのでしょうか?当然大学生活最後になりますので、学業やサークル活動に勤しみ、社会に出ることを忘れている人も多いのではとお考えの方も多いと思います。

上図の①は2017年卒の内定者に「入社予定先企業を決めた後に不安になったことがあるか」という質問に対する回答です。実に66.7%の学生が「不安になったことがある」と回答しています。学生生活を謳歌して気兼ねなく過ごしていると思いきや、半数以上の学生が社会人になる事について心配が尽きない様子です。

それでは、どのような内容の不安があるのでしょうか?②のグラフでは同様に2017年卒学生に不安の理由を聞いていますが、目立った回答として「この会社できちんと務まるかどうか」「社会人としてやっていけるかどうか」挙げられています。
つまり、他の応募学生との戦いを勝ち抜き、内定をもらい、企業から認めてもらったという自信をもっているということではなく、本当に自分でいいのか?自分はやっていけるのか?という様な自身の能力面での不安が非常に目立っています。

2.入社前研修の目的

以上のようなことを学生が考えているということをベースに、続いて下図を御覧ください。これは2017年卒学生に7月時点で「内定者フォロー」に関して、“これまでに接触した内容と今後内定者フォローとして希望するもの”を聞いています。

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※「これまでに接触した内容と今後希望する内容【複数回答】」/2017年卒 マイナビ学生就職モニター調査(7月)

内々定者懇親会は今までのフォローでも行われ、今後学生にとっても行ってほしいということで、内定者フォローの定番のものとして効果のあるものだということがわかります。一方、実施されている内容と学生が希望するものとして差異が大きいのが「勉強会・グループワーク・研修」「e-learning形式の通信教育」など、社会に出る準備に必要な学びを求めていることがわかります。

企業側としては、実際に働いたことがない学生を採用する時点で、入社以降育てて何年か経て一人前にすることをある種想定して採用していることと思いますが、採用したからにはいち早く戦力になって欲しいという思いも当然あるかと思います。以上を踏まえて内定者研修の目的は、学生の「不安の払拭」「早期戦力化」を主題に研修を組んでいくことが望まれます。

3.入社前研修の内容について

●勉強会

IT系の会社や仕事をするために資格が必要な企業などは、入社前の空白の期間を使って、実施する企業も多く存在します。入社する前の基礎知識という位置づけや入社してすぐにその知識を使えるところまでに育てておくことは早期戦力化の目的の中では非常に効果的であり、また学生にとっても業務で使う知識を事前に学んでおくことで社会人になる準備を整えることにつながります。

●アルバイト

実際に会社で受け入れて働いてもらうことは、学生にとって事前に会社の雰囲気や先輩社員の人柄などを肌で感じることができる貴重な機会になります。学生の学事日程に配慮することと、あくまで入社前なのであまり重い業務を課さない事に配慮し、受け入れることが必要です。会社としても実際に働く学生の姿を見ることで、入社前の配属決定の基準としても活用することが可能です。

●e-learning

ビジネスマナーやPCスキル、簿記・経理知識・法律関係など社会人として基礎となる情報などを自宅で学習させます。学生を一堂に会す必要性が無いことと、学習したことのテストを実施し、点数が低い人へのフォローなども合わせて行うことで知識レベルの均一化にも役立ちます。

●合宿研修

内定者全員を集めて合宿で研修を行います。盛り込むコンテンツにもよりますが、内定者同士の相互理解と仲間意識を醸成することにつながります。また、社員にも参加してもらうことで内定者に対して愛情が湧き、受け入れ意識を芽生えさせることにもなります。社員に刺激を与えるという観点からも有効な手段です。