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選考手法と特徴について

選考には「筆記試験」「面接試験」「グループワーク」などがあります。企業の定めた採用基準を判断するためにどのような選考方法が適切か、それぞれの選考の特徴をご紹介します。

■筆記試験

筆記試験にも様々な種類があります。まずはテストを実施するのが適当かどうかの判断が必要です。
使用する場合はどんなテストが向いているのか、次年度以降も継続的に使用できるかなどを検討しましょう。

【筆記試験のタイプとテストを課す際のチェック項目】

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・適性テスト、言語能力、数理判断能力テスト

システムエンジニア職の適性を見るもの、営業や販売の適性を見極めるものなど種類は幅広くあります。言語能力・数理判断能力テストも同様です。

※詳細は適性検査の選び方も参照ください。

・一般常識テスト

自社で作成していることも多いようです。漢字、四則計算、時事問題など市販されているものを参考にして作成するケースもあるようです。

・語学力テスト

その職務に必要不可欠な場合に課すケースが多いです。企業のグローバル競争、多国籍化など、近年では英語に加えて中国語の能力を見るケースも見られます。面接時に、外国人と面談させて英語力等を判定する企業もあります。

・作文(小論文)テスト

近年、利用度が低くなっています。原稿用紙1枚程度であれば会場に集めて30分程度で一斉にできますが、それ以上は困難が想定され、会社説明会時に「課題」を与えて後日提出(Web記入送信、郵送など)させるやり方もあります。通常は400字詰原稿用紙2~3枚程度です。

■面接試験

面接は選考段階の中で最も重要な局面です。多くの企業が二次から三次まで実施するケースが多くなっています。それぞれの段階で、面接官はその学生が「職務に適性のある人物か」「自社に入って、社内に溶け込んでくれそうか」など様々な角度から人物を評価していきます。

【面接の方法1.】選考段階と面接官ポジション例(いずれも個人面接/30分程度が目安)

選考段階 形式 面接内容など
一次面接 学生1名対面接官2名 人事の主任または課長クラス2名・志望動機・自己PRなど
二次面接 学生1名対面接官2~3名 部長クラスおよび配属可能性のある部署の責任者など・コンピテンシーの確認・適性の確認など
三次面接 学生1名対面接官3~4名 経営幹部複数名・入社意欲の最終確認・適性の最終確認など

各段階に応じて、一次は面接官2名(主任クラス)、二次には3名(部長クラス)、三次(最終)には役員(5~8名)など様々なパターンがあります。上記のような個人面接は面接官複数名に対して学生は1名のためじっくり時間をかけて話をすることができ、他の学生がいないことから本音が出やすい面接形式となります。

【面接の方法2.】面接の種類と特徴(個人面接以外は40~60分が目安)

面接の種類 形式 内容・特徴など
個人面接 学生1名対面接官1~2名 学生1名のためじっくりと話ができる・グループ面談と違い、学生本人の本音が出やすい
グループ面接(面談) 学生3~5名対評価者2名 学生相互のやり取りの中から各人の性格や思考能力を見る
グループワーク 学生3~5名対評価者2名 学生相互のやり取りの中から各人の性格や思考能力、協調性、リーダー適性を見る
グループディスカッション 学生3~5名対評価者2名 学生相互のやり取りの中から各人の性格や思考能力、協調性、リーダー適性を見る

個人以外の面接方法では複数の学生が同じ空間にいて選考が行われるため、他の学生が話している最中の様子やグループ内での居振る舞いから協調性・リーダー適性などを見られる点が特徴です。具体的な例をご紹介しましょう。

・グループ面接/面談(30分程度が目安)

選考手法と特徴について画像02面接官は学生一人ずつ順番に面接を行います。
学生から自己紹介をしてもらった後、面接官が投げかけた質問に答えてもらうやり取りを数回繰り返して進行します。
質問例)
・自分が主体的に関わって成果を残したエピソードはありますか?具体的に教えてください。
・弊社のどんなところを魅力と感じましたか?  など

学生の回答に対して「なぜ?」「理由は?」と深く掘り下げて質問を繰り返す中で、論理的な思考力、判断力、コミュニケーションスキル・志望動機の高さなどについて見極めます。すべての学生に質問を終えたら、最後に質疑応答・選考結果の通知方法と時期をアナウンスしてグループ面接を終了します。

・グループワーク(40~60分が目安)

選考手法と特徴について画像03学生を3~5名のグループに分けます。
面接官は学生に課題を提出し、グループ内で提示された課題について討議してもらいます。
課題例)
売上の改善が必要な店舗があります。個人ごとしか持ち得ない情報を共有しながら来月の売上を伸ばす計画案を提出してください。

各グループでまとめた計画案を発表してもらい、面接官はそれに対して講評を行います。発表された内容よりも討議中の学生の雰囲気を観察して、与えられた課題を理解して積極的に参加できているか?まとめ役はいるか?他の学生とうまくコミュニケーションが取れているか?など、選考の評価基準に照らし合わせて採点します。

グループディスカッション(40~60分が目安)

選考手法と特徴について画像041回あたり学生3~5名で実施します。
面接官は学生に課題を提示し、学生はそれぞれ意見を述べて自由に討議してもらいます。グループワークとの違いは、学生が討議内容についてまとめた「発表」をしないことです。最後に面接官から講評は行いますが、学生同士でディスカッションしている様子から選考の評価基準に照らし合わせて採点していきます。

■面接官の選定ポイント

面接官には学生の人物評価をする能力と同時に、面接官自身も学生から観察されることを念頭におくと、誰を面接官にしたら良いかが重要になります。参考までに面接官として適任とされる条件例をご紹介します。

・業界全体の広範な知識・情報を持っている
・自社の経営戦略、人材マネジメントを理解している
・自社の職務について広範な知識を持っている
・仕事に誇りと情熱を持っている
・話題が豊富で会話力に長けている
・人あたりがよく、感情的にならない

面接官として選出した社員には、採用計画全体(求める人材の採用基準、選考方法、募集要項)と面接方法について事前に情報を共有しておきましょう。