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新卒採用のスケジュール

新卒採用は「定期採用」という言葉の通り、その年の経済・雇用情勢など外部環境に著しく影響を受ける特殊な採用マーケットです。その時々の企業ニーズから行われる中途採用やパート採用とは本質的に違います。かつては就職協定があり、多くの企業が一斉に会社説明会を開催する光景がありましたが、今でも日本経済団体連合会による企業の「採用選考に関する指針」があり、「企業は学生の学習を妨げない」程度に採用スケジュールを組む必要性が謳われています。採用の方法とスケジュールは、こうした外部環境を認識した上で設定します。
また、ライバル企業が会社説明会をいつ開催するかは非常に重要性の高い情報であるため、採用スケジュールも業界横並びになりがちであるなど新卒採用には多くの外部要因が影響します。

新卒採用においては、就職活動における採用情報公開日、選考活動開始日などが直近の10年で3回変わりました。特に2016年卒、2017年卒は選考活動開始日の変更が2年連続で実施され、新卒採用を実施する企業と就職活動生に大きな影響をもたらしました。

1. 学生の就職活動スケジュール

2017年卒採用では、学生への配慮から選考開始が8月から6月以降と2ヶ月前倒しとなりました。弊社の学生向け調査によると、このスケジュール変更については前年よりも「プラスに捉えている」回答の合計が+15.1ptの52.2%と、「マイナスに捉えている」の47.9%を上回る結果となりました。過去2回の時期変更時はマイナスに捉える割合が高かったことを考えると(マイナス合計:13年卒55.1%、16年卒62.9%)、今回の選考開始時期変更については比較的好意的に受け止められていることが分かります。
※2017年卒 マイナビ大学生 広報活動開始前の活動調査

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2. 企業の採用スケジュール

新卒採用を行う上で、採用スケジュールを立てることは非常に重要です。学生の動きに加え、同業他社の採用スケジュール、大手企業の採用スケジュールの情報を把握した上で、自社の採用スケジュールを早めに組み立てていきましょう。

以下は新卒採用を実施するための大まかな採用スケジュールとなります。「企業の行動」「大学行事等」は、一般的な状況を示したものであり、実際には個別企業、個別大学・学部により異なりますのでご注意ください。
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2017年卒採用では経団連の指針の広報活動開始は前年同様3月1日となったため、「エントリー受付開始」は3月上旬(82.0%)に集中しました。それに続くフェーズは、採用環境の厳しさを反映して前年より早める企業の割合が高くなっています。例えば、「採用に直結するセミナー開始」は、前年より早める企業が37.1%となり、ピークの3月開始が68.7%と前年より増加し集中度が高まりました。また「エントリーシート受付開始」に関しても早める企業が35.8%で3月開始が65.6%(前年比11.1pt増)と、それぞれ3月がピークとなっています。
選考活動開始に関しても8月1日から6月1日に変更になったことを受けて、「面接開始」を早める企業は51.2%、「内々定出し開始」を早める企業は52.5%と共に半数を超えました。「面接開始」のピーク月は4月の33.9%(前年比6.9pt増)、「内々定出し開始」を5月以前に開始する企業は50.7%、ピーク月は6月(33.4%、前年比16.2pt増)となっており、6月までに8割を超える企業が内々定を出し始める様相となっています。

採用スケジュールを早めた理由として挙げられる最も大きな理由は「先んじて優秀な学生を採用するため」(38.3%)が最多で、前年の21.8%より大きく増加しました。6月以降に面接を開始する企業では「経団連の指針に合わせるため」が52.3%となり、従業員規模や採用予定数が多い企業ほど「経団連の指針」を挙げる割合が高くなっています。
採用活動期間については「短期化する」が29.5%で「長期化する」の16.3%を上回る結果をなりました。
※2017年卒マイナビ企業新卒採用予定調査

3. 新卒採用スケジュール決定のポイント

近年の採用スケジュールは早期化と長期化が同時進行しているのが現状です。採用環境は、経済環境や雇用情勢等により、その年々で変動します。従って前年の採用成功手法が、翌年にも通用するとは限りません。その年々の変化や傾向については是非営業担当に確認いただき、採用実務の方法と下記のようなチェック項目を含めたスケジュールを組んでいただきたいと思います。

<具体的チェック項目>
□いつからいつまで情報公開・エントリーを受付するか(できるか)
□何月から会社説明会を開始するか
□選考の開始時期と選考は何回行うか
□内定出しのスタートはいつか
□採用の終了予定はいつか(いつまでに終えるか)
□内定後のフォローはどんな内容・スケジュールで行うか