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中小企業こそ実施したい新卒採用4つのメリット

中小企業こそ実施したい新卒採用4つのメリット

中小企業にとって、新卒採用は「即戦力につながらない」「採用後の研修にコストがかかる」と、敬遠される傾向があります。実際、新卒採用よりも中途採用に注力する中小企業は少なくありません。 採用活動と人材育成に時間と手間のかかる新卒採用ですが、手間がかかるからこそ得られるメリットもあります。中途採用では得にくい、新卒採用が中小企業にもたらすメリットについて紹介します。

幹部候補となり得る人材獲得のチャンス

後継者不足で事業継承に悩む中小企業にとって、新卒採用は、将来を担う優秀な人材を獲得できる絶好のチャンスです。人材を獲得するだけなら中途採用もありますが、将来自社の幹部候補となる人材は、新卒社員のほうが適しているといわれます。 中途社員は、複数の企業で職務を経験するなかで築かれた価値観を持っていることが多く、会社の価値観になじむまで時間を要すことがあります。また、転職活動中は自身のキャリアアップや待遇面を重視して会社を選ぶ傾向があり、自己研鑽タイプの人が多くみられます。 これに対して就職活動中の新卒学生は、自分のやりたい仕事ができる職場環境を求めて、企業風土や理念に共感できる会社を選ぶ傾向があります。そして、初めて働く会社で教えられたことを素直に吸収しながら、仕事に対する心構えや価値観を体得していきます。このように新卒社員は、自社への愛着心や帰属意識を醸成しやすいことから、企業文化を継承していく幹部候補として期待できます。

既存社員の意識改革にも好影響

マンパワーの足りない中小企業では、新卒社員の人材育成も課題の一つに挙げられます。大手企業のようにセミナーや研修など複数の社員教育プログラムを用意できるところは限られ、OFF-JTよりもOJTに力を入れる中小企業は少なくありません。 厚生労働省「平成28年度能力開発基本調査」では、企業規模別にOJTとOFF-JTのいずれを重視しているかを調査した結果を公表しています。これによると、「OJTを重視する」と答えた割合は、従業員数30~49人の企業が23.0%、50~99人の企業が22.3%、100~299人の企業が18.2%、300~999人の企業が14.7%と、企業規模が小さいほど高い結果になっています。 社員数の少ない中小企業では、コミュニケーションを密接に取りながらOJTなどの実践的な社員教育に注力する傾向があります。その効果が仕事内容を早く覚えることと直結しているため、新卒社員の早期戦力化も期待できます。

企業ブランディングに活用できる

中小企業の採用活動では、母集団形成が気になるところです。大手企業と比べて知名度ではハンディがあるため、より多くの学生に自社を知ってもらえるよう、求人メディアへの掲載や合同説明会への参加といった広報活動に力を入れる必要があります。 この広報活動の中で、新聞への広告掲載や、TVCM、交通広告など、学生以外の目にも触れる方法を取ることにより、世間の印象にも残り、自社の魅力をアピールすることに繋げることができます。ユニークな説明会・選考などで話題となることも知名度UPにつながるでしょう。優秀な学生を採用することが主目的ではありますが、企業ブランディングとしても活用することが可能です。

まとめ

中途採用と比べると、新卒採用は多くの人員や時間を要すため、なかなか踏み切れないという中小企業も少なくないでしょう。しかし未来を見据えた場合、これから自社を牽引する優秀な人材を育てていくことも、事業の継続には必要なことです。近年は後継者不足が原因で、廃業していく中小企業が増えているといわれます。こうしたなかで、自社の理念や価値観を引き継ぎ、新たな風を吹き込んでくれる人材を広く求めることも大事ではないでしょうか。