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新卒採用で失敗しないために採用担当者が準備すること

リファラル採用

「求める人材が集まらない」「採用しても早期離職してしまう」など、新卒採用の成果が上がらず悩んでいる採用担当者も少なくないでしょう。限られた期間と予算内で効率よく採用活動を進めるには、事前に綿密な計画を立て準備を怠らないことが大切です。
新卒採用で失敗しないために、採用担当者が中心となって行いたい事前準備、選考活動におけるポイントを紹介します。

明確な採用基準を作成する

新卒採用では、学生の個性や将来性といった定量化しにくい項目が重視されやすく、面接官によって合否基準に差が生じる可能性があります。これを防ぐには、採用担当者が明確な採用基準を作成して面接官に共通認識を持たせることが重要です。採用基準を設けることで公平かつ公正な選考が実現しやすくなるとともに、合否判断に要する時間も短縮化し、採用活動の効率化にもつながります。
採用基準を設ける際には、現場の声をヒアリングし、自社が求める人物像を明確にしていくことが大切です。そのうえで、コミュニケーション能力や主体性といった採用基準の細かな評価項目を決めていきます。採用基準に基づいた評価シートを準備し、その入力基準を面接官に理解してもらうことで本当に求める人材を見極めやすくなるのです。

【関連記事】
採用基準の作り方―求める人材の見極め方と雇用ミスマッチを防ぐ方法

自社の強みと事業計画を用意する

新卒採用は、企業が学生を見極める機会であるとともに、学生も企業を選ぶ機会でもあります。採用基準を満たす学生が入社したくなるような、自社の魅力や将来のビジョンをアピールするブランディング活動も、採用担当者の大切な業務です。
採用担当者は、自社の強みや今後の事業計画などを関係各所にヒアリングしながら、アピールできる材料を集めます。自社採用サイトがあれば、これらの情報を掲載することで、学生に広く周知されるでしょう。就職情報サイトや会社説明会など学生に広報する場でも、必ず伝えるようにしてください。
面接時に、将来のビジョンを聞いてくる学生がいるかもしれません。自身のキャリアプランを思い描くうえで、今後の事業計画や将来のビジョンは気になる情報の一つです。面接官が採用担当者ではない場合、情報を共有し説明ができる人物を選ぶことも大切です。自社の魅力を力強く語ることで、学生にもその熱意が伝わり、ここで働いてみたいと思う動機につながるでしょう。

入社後の待遇や業務内容、採用スケジュールを具体的に示す

学生の応募動機を喚起させるような募集要項の作成も、採用担当者に求められる業務です。職種や勤務条件、給与、待遇など基本情報を羅列しただけの募集要項では、競合他社との差別化が難しく、学生の印象に残りにくくなります。より具体的な情報を開示することで学生の応募動機を喚起させることにつながり、応募者の増加も見込めます。
たとえば業務内容について、単に「営業職」と記載するよりも「クライアントの課題を引き出し、自社商品・サービスを用いた企画提案を通して課題解決とクライアントの発展につなげる仕事です」と、取扱商品やサービスと絡めて具体的に説明したほうがイメージしやすくなり、雇用のミスマッチも抑えられます。
給与や労働時間も、「入社5年目で500万円」「平均残業時間15時間」といった実績を掲載するなど、具体的な数字を示すことも応募動機につなげやすいでしょう。
近年は、より詳細な採用情報を掲載できる手段として、自社採用サイトを設ける企業が増えています。事業紹介や先輩社員の声、将来のビジョンなど募集要項だけには表現できない情報を公開することも、応募者の増大が期待できます。
また、採用スケジュールの短期化も進んでおり、学生の予定をおさえることも重要です。内定までのフローや、具体的な実施時期など決まっているものは可能な限り開示し、未確定のものでも『3月中旬に実施予定』などを記載することで、学生がスケジュールを調整しやすくなります。

応募書類を読み込む

エントリーが始まると、履歴書やエントリーシート、成績証明書など多くの応募書類に目を通すことになります。これらの応募書類を書類選考時に確認するのはもちろんですが、面接官を務める方に面接前に読み込んでおくように案内をしましょう。書類を読み込むことで、面接を受ける学生の人柄が少なからず見えてきますし、話を進めるうちに「履歴書の内容と違う」など誠実性を見抜くこともできるでしょう。
エントリーシートの質問内容によっては、仕事への適正や行動特性、価値観などを見極められる場合もあります。事前に決めた採用基準と照らし合わせることで、入社後のミスマッチによる早期離職を抑えることにもつながります。
面接官のなかには、応募書類の内容を直前に読む方もいるかもしれません。人間性が重視される新卒採用とはいえ、学生はその書類を数時間かけて作成し、面接に臨んでいます。内容を把握していない姿勢が伝わると、学生の志望度を下げてしまうおそれがありますので、面接官へ事前に確認するよう指導するのも採用担当者の役目でしょう。

まとめ

採用担当者は上記以外にも、採用活動の予算や人員の確保、会社説明会や合同会社説明会の開催、各種広報活動、インターンシップの実施など、さまざまな取り組みを行い、その準備に動く方も多いでしょう。こうした活動を無駄にしないためにも、事前の準備をしっかりと行い、多くの関係者と共有しながら、採用活動を進めていくことが大切です。
採用活動は、入社後の定着率や新卒社員の活躍ぶりによって、成功か失敗かが決まります。自社の発展のために貢献してくれる人材を確保するうえでも、採用活動が始まる前に準備を整えておきましょう。