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新卒採用、忘れてはいけない面接官としての心得

新卒採用

筆記試験、適性検査、面接など、新卒採用の選考にはさまざまな手法があります。近年は一風変わった選考手法を取り入れている企業も増えていますが、学生の人柄や思考などを見極めるうえで、面接を重視する企業は多いでしょう。
最近の面接は、「自社の求める人材を選ぶ」だけでなく、「自社を選んでもらえるよう学生の志望度を上げる」ことも重要性を増しています。二つの任務を遂行するうえで、面接官に求められる心得とは、どのようなものなのでしょうか。

心得(1) 客観性をもって評価すべし

自社の求める人材を選ぶ際、重要なポイントの一つに「客観性をもって評価する」ことが挙げられます。面接官の主観で合否判断すると、会社として本当に求める人材を見逃すリスクもありますし、雇用のミスマッチも起きやすくなります。これを防ぐには、学生を客観的に評価できるしくみづくりが重要です。特に人柄や将来性など、あいまいになりがちな採用基準は「見える化」し、誰が面接官を務めても同じ結果になるよう、公正公平な評価の実現を目指しましょう。
「見える化」の具体的な手法ですが、面接官に採用基準を共有するところから始めます。面接官が理解しやすいよう、採用担当者は「評価シート」を準備しましょう。評価シートには、「自分の意見を積極的に伝えようとしているか」「発言内容は前向きで向上心があるか」など採用基準に基づいた項目を設定します。それぞれの項目に対して5段階で区分するなど目に見える形で判定することで、自社が求める人材を客観的に評価しやすくなります。

優先事項の共有

採用基準が部署によって異なる場合、優先項目を決めてから判定するケースもあります。たとえば、営業職なら社交性の項目を「MUST(必須)」とし、主体性や積極性などに関する項目は「WANT(希望)」に振り分けます。そして、MUSTをすべて満たしWANTの要件を多く満たす人材を選ぶことで、自社の営業社員に適した学生を判断しやすくなります。優先事項についても、あらかじめ面接官に共有しておきましょう。

傾向をつかむ質問の作成

短時間の面接で学生のことをすべて把握するのは不可能ですが、価値観や考え方の傾向をつかむことは可能です。たとえば、「変化の多い環境と落ち着いた環境、どちらを好みますか?」と質問すれば、仕事に対する考え方や価値観の傾向がつかめるでしょう。人柄などを判断しやすい質問内容も、検討しましょう。

心得(2) 面接は学生の志望度を上げる場だと認識すべし

面接は、企業が学生を選ぶ場であるとともに、学生が企業を選ぶ場でもあります。学生は面接官の対応や態度などから、どんな人が働いている会社なのかをチェックしているのです。面接官の印象が良ければ「この会社で働きたい」という気持ちが強くなるでしょうし、反対に印象が悪ければ、たとえ内定を受けても辞退されることが考えられます。
「2020年卒マイナビ学生就職モニター調査 6月の活動状況」において、学生がその企業に入社したいと最初に強く思ったタイミングについて、「1次面接~最終前面接受験時」と回答した学生が、最も多いという結果が出ています。面接は学生の志望度が上がる重要な場面であるという調査結果からも、面接官は、企業イメージを背負っているという自覚を持ち、真摯な姿勢で臨むことが大切です。

学生の志望度がアップする対応

上記の調査では、面接で志望度が上がった理由についても学生に質問しています。上位の回答は、以下の通りです。

Q.面接で志望度が上がった理由(複数回答)
・話をしっかり(頷くなどして)聞いてくれた 39.1%
・リラックスできる環境を整えてくれた 34.7%
・自分の考えを受け入れてもらったと感じた 26.8%
・自分の長所についてしっかり引き出してもらえたと感じた 22.1%
・一人に対して長い時間をかけてくれた 18.6%

学生の話に耳を傾け、考え方に共感するといった、親身に寄り添う対応をすることが、志望度を上げることにつながると考えられます。

こんな面接官はNG

面接官だからといって、横柄な態度をするのは禁物です。学生の意見や考え方を否定する、他社の悪口を言う、椅子の背もたれに寄りかかって座るなど、社会人として許容できない行為は良い印象を与えません。
このほか、面接は学生本人の適性と能力を見極めることが重要です。本籍や出生地、家族に関することなど「本人に責任のない事項」、宗教や支持政党など「本人の自由であるべき事項」など、就職差別につながる内容には注意しましょう。

まとめ

面接官は、自社の未来を担う大切な人材を決める重要な役割を持っています。自社の求める人材を的確に評価していくことが求められるとともに、学生の志望度を左右する存在であることも肝に銘じておく必要があります。面接官は、学生に対する営業マンという見方もできるでしょう。この両面を正しく理解したうえで、両者が「一緒に働きたい」と思える面接ができるような意識をもって臨むことが大切です。