学生の許容できる残業時間は「週1~5時間」が最多回答/2027年卒 大学生キャリア意向調査3月<就活生のワークライフバランス意識>
20代では仕事を重視する派が59.3% 学生の許容できる残業時間は「週1~5時間」が最多回答
学生に対して、年代ごとに仕事と生活のどちらを重視するかを尋ねたところ、20代は「仕事を重視する(※1)」という回答が59.3%と過半数を占めた。一方で、30代以降は「生活を重視する(※2)」という回答が6割以上を占め、「仕事を重視する」という回答を上回る結果となった。【図1】
続いて、「行ってもよいと思える残業時間」を尋ねたところ、最多回答は「週1~5時間(47.5%)」と1日1時間以下と考える学生が多いことがわかった。また、ワーク重視の学生とライフ重視の学生を比較すると、ワーク重視派はライフ重視派より、週6時間以上の回答割合が高い、という結果となった。【図2】
※1 ワーク重視:20代のワークライフバランス意識にて「ワーク重視」もしくは「どちらかと言えばワーク重視」と回答
※2 ライフ重視:20代のワークライフバランス意識にて「ライフ重視」もしくは「どちらかと言えばライフ重視」と回答。
6割以上の学生が高い給与よりも少ない給与でワークライフバランスの取れた働き方を支持
学生に「仕事中心の生活で高い給与」か「少ない給与だがバランスの取れた働き方」かを選んでもらったところ、高い給与よりもバランスの取れた働き方を選ぶ学生が62.7%であった。同様に「成長機会も多いが長時間労働になりやすい企業」か「成長機会は少ないが働き方に無理のない企業」かを選んでもらったところ、成長機会よりも無理のない働き方ができる企業を選ぶ学生が64.5%であった。【図3】
生活のために何歳まで働く必要があると思うか尋ねたところ、最多回答は「65歳(39.5%)」であった。また、4人に1人は「70歳以上」と回答しており、社会にでてから50年以上働くと考えている学生も一部いることが示された。【図4】
学生が考える理想的な関わり方 「適度な距離感で関係を築きたい」
学生に業務外での職場の人との関わり方について尋ねたところ、学生の「そう思う」という回答が多かったのは「同期とは友人のように仲良くしたい(69.9%)」「職場の人とLINEなどの連絡先を交換することに抵抗がない(64.4%)」であった。 その他にも半数近い学生が「忘年会や決起会などの節目のイベントには参加したい(56.8%)」「入社したら歓迎会をしてほしい(47.4%)」と社外での交流についても肯定的な割合が高いことがわかった。【図5】
一方で、「そう思わない」という回答が多い項目は「休日も部活やレクリエーションなどに参加したい」「社員旅行や合宿に行きたい」といったものであった。図6より、学生は業務後のイベントや歓迎会などは肯定的であるものの、休日を利用した交流や長時間拘束されるものに対しては否定派が多い結果となった。【図6】
学生に職場の人との理想的な関わり方について聞いたところ、「休日に時間を取るものは嫌だ(文系男子)」といった意見もみられたが「適度な距離感で関係を築きたい(理系女子)」「仲良く仕事をしたのである程度は関係を築きたい(理系男子)」といったように円滑な業務を行うための関係性作りについて前向きな意見が多くみられた。【表1】
- 調査・データ 更新日:2026/04/20
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