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Campus Report 大学トップに聞く_vol.14 桃山学院大学

 

専門的な学びと実践的な体験が
時代を生き抜く力になる

桃山学院大学学長
牧野 丹奈子
1984年大阪大学⼯学部環境⼯学科卒業
1986年大阪大学大学院⼯学研究科前期課程修了(環境⼯学専攻)
2004年大阪大学大学院経済学研究科博⼠(経営学)取得
「人を支える」ということを念頭に置いた
国内外の豊富な体験プログラムを実施

2019年は本学が開学して60周年の、節目の年になります。1884年にキリスト教の伝道団体が設立した小学校を前身とする本学は、「キリスト教精神に基づく世界の市民の養成」を建学の精神に掲げています。この“世界の市民”とは、国内・海外を問わず、世界中のどこに身をおいても、人々を支えられるような人材を指します。そして言うまでもなく、大学というのは社会への入り口であり、接点ですので、社会のニーズに応える教育を行わなくてはなりません。
現代社会のニーズを考える上で、とくに最近は「関係性」というキーワードが重要です。シェアリングビジネスなどにもみられるように、相互に関わり合うことで生まれるシナジーがこれまで以上に求められています。自分だけよければよいという考え方では、社会も個人も組織も行き詰まってしまう時代がきているのです。そこで、本学では建学の精神と新しい社会のニーズを捉え、「地域で、世界で、人を支える」という教育ビジョンを描いています。そのための学びとして、国内・国外でのさまざまな体験プログラムを実施しています。
本学が大事にしていることは、「何のためにやるか」ということ。地域や世界で「人を支える」という明確な目的を念頭に置いたプログラムを多数実施しています。国内プログラムでは行政や地元企業、団体などと連携した授業やゼミで実践的な学びを得ることができますし、国外プログラムでは世界の格差や貧困など、さまざまな国際問題を肌で感じることができるでしょう。あらゆるシーンの「人を支える」体験を通して、多くの気づきを得ることができるのです。
今はネットでたくさんの情報が得られる時代です。そんな中で、大学で学ぶ意味とは何でしょうか。私自身もこの問いに立ち返り、本学の学びに協力いただいている企業の皆さまに質問したことがあります。すると、皆さん口を揃えて「深く考えること」だと答えてくださいました。豊かな体験をもとに視野を広げ、時には当たり前を疑ってかかる。そして、ああでもないこうでもないと何度も考え、新たな課題を発見することが、さまざまな問題を解決する糸口となると考えています。

2019年4月、ビジネスデザイン学科を新設
世界標準のリーダーシップ教育を実施

これからの社会は、あらゆることが不確定で、過去の成功体験も将来予測も成り立たないような時代となるでしょう。そんな近い将来、組織に頼らずとも自分で仕事も暮らしも創れる人を育てたい――そんな想いで新設したのが、2019年4月からスタートした「ビジネスデザイン学科」です。私たちが考えるビジネスとは、社会に対して新しい価値を生み続ける活動のことをいいます。この学科では、ゼロからビジネスをおこすアントレプレナー(起業家)や、企業内で新ビジネスを立ち上げるイントラプレナー(社内起業家)などとしての素養と実行力を持つ人材を育成します。
「近い将来、機械に仕事を奪われる」という話題を近年よく耳にします。単純作業は自動化が進み、分析業務など専門知識が必要な仕事でさえAIに取って代わられる。技術革新によって我々の働き方が変わることは間違いありません。そこで今後、人には新しいビジネスの仕組みを創る力=ビジネスをデザインする力が求められると考えています。
ビジネスデザイン学科では、主に3つの力を身に付けます。ゼロからイチを生み出す「クリエイティブ力」、人間関係の中で共感し合える「高度なコミュニケーション力」、強い意志と責任を持って実現する「やり抜く力」。この力を身に付けるためのカリキュラムは全69科目から構成されています。
まず、1・2年生で課題解決型学習(PBL)を徹底して実施します。協力企業の社員の方と一緒にテーブルを囲み、共に授業に参加することで、企業人の思考や行動パターンを学ぶことができるのです。また、PBLでは欧米を中心に広がっている世界水準のリーダーシップを学びます。これはトップダウン的なものではなく、いわば権限なきリーダーシップです。みんなと目標を共有し合い、自ら率先して行動し、周りを支援するといったものであり、今後の社会では組織の誰もが手に入れるべきスキルです。

社会が求めているのは、企画・提案する力と
新しい価値を創造できる人材

ビジネスデザイン学科では1年次のうちから、食や農、福祉、医療など、34の企業や行政、団体の協力のもと、業界のリアルな実状をヒアリングし、課題解決のためのプレゼンに挑戦します。しかし、この時点で学生はまだマーケティングやマネジメント、ファイナンスといった、専門的な理論は学んでいません。まずは現実の社会やビジネスに関心を持つところから始めてもらうためです。また問題解決のプロセスにおいて、理論の必要性を実感してもらい、2年次以降の理論科目へのモチベーションづくりの仕掛けにもなっています。
一方で、教養や文化を学ぶ科目も多くあります。囲碁・将棋やイラスト、華道・茶道の心得など、一見するとビジネスとは無関係に見えるものもありますが、すべてビジネスに必要な発想力やデザイン思考を養う科目ばかりです。例えば、海外のプレゼンにはイラストやアニメーションを起用することが当たり前になっていますし、囲碁・将棋は戦略を考え、最後まで指しきる力を鍛えることができます。このように、専門知識から一般教養まで、幅広い分野を学ぶことで応用の利く本質的な力を養ってほしいと考えています。

今後、社会で求められるのは、まず一つは新しいビジネスを企画し提案する力。そして、常に変化を求め、現実とやり取りをしながら、制約条件を突破し新しい価値を創造する力です。人間にしかできない能力を発揮し、仕事に取り組める人こそ、時代や場所が変わっても柔軟に生き抜くことができますし、本学の学生にはそんな確固たる実力を身に付けて欲しいと願っています。
本学の卒業生は実に幅広いフィールドで活躍し、それぞれのストーリーを生み出し、新しい価値を創造しています。これからも建学の精神を軸に、地域や世界で活躍できる人材の養成を目指してまいります。

 
桃山学院大学 http://www.andrew.ac.jp/
桃山学院大学のルーツは、明治維新の頃に来日した英国人宣教師たちの活動にはじまります。1884年に英国国教会の流れを汲む英学校としてスタートし、1959年に大学が開学しました。開学当初より、教育理念として「世界の市民の養成」を掲げています。「世界の市民」とは、「どの国に暮らしても、そこに住む誰とでも協働できる人」です。桃山学院大学には、学びをはじめ、豊富な国際体験プログラム、ボランティア活動、スポーツなど、“世界が変わる体験”があり、これまで約7万人の卒業生を社会に送り出しています。2019年4⽉、経営学部ビジネスデザイン学科が大阪本町でスタート。2020年秋からはあべの新キャンパスで学びます。
大学情報
  • 就職担当窓口
    • 桃山学院大学キャリアセンター
    • TEL:0725-54-3131