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学生の採用活動に関する企業調査【バイリンガル】(09卒)

2009年卒者新卒採用における人材ニーズ調査(バイリンガル)結果報告

データインデックス

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調査トピックス

  

◆「日本人留学生」について

  

【1】海外へ留学している「日本人留学生」に対する採用スタンス

■採用する企業の割合は増加傾向だが、半数の企業が「留学生だけを特別視していない」と回答

海外へ留学している「日本人留学生」に対する採用スタンスを聞いたところ、「積極的に採用している」と「採用している」と回答した企業の割合の合計が【全体】で13.5%【上場区分】で25.9%となった。2007年4月にリリースした「2008年卒者採用予定及び採用活動に関する企業アンケート」と比較すると採用する企業の割合が【全体】で6pt・【上場区分】で11pt増加し、上場企業を中心に採用する企業が増えているようだ。一方で、【全体】で50.4%の企業が「留学生だけを特別視していない」と回答しており、海外へ留学している「日本人留学生」は距離的問題や金銭的問題、スケジュール的問題(国内大学と異なる学事日程)など様々なハンディキャップを抱えながら国内学生と競わなくてはならない環境が浮き彫りになった。

【2】今後、海外へ留学している「日本人留学生」の採用数について
【3】海外へ留学している「日本人留学生」を採用するための採用手法

■今後、採用数を「増やす」と回答した企業は全体で11.6%に

海外へ留学している「日本人留学生」に対する採用数の増減を聞いたところ、「増やす」と回答した企業の割合が【上場区分】で11.1%、【未上場区分】で11.9%という結果となった。【1】で触れたように「採用実績」においては上場企業が上回るものの、採用意欲(「増やす」と回答した企業の割合)は未上場企業が僅かであるが上回る結果となった。

さらに、【1】で「積極的に採用している」・「採用している」と回答した企業に、採用するための「採用手法」について聞いたところ、「特別なことはしていない」が【全体】で46.6%と最も高く、次いで「国内学生採用と同じ就職情報サイトに情報を掲載」が31.5%となった。積極的な働きかけとしては「国内で開催されるバイリンガル人材のための就職イベントに参加」が21.9%、「バイリンガル人材のための就職情報サイトに情報を掲載」が12.3%という結果となった。留学生の採用数を増やす企業にとって、ターゲットに絞られたイベントやサイトでの告知が今後増えていくものと思われる。

【4】海外へ留学している「日本人留学生」に期待する能力
【5】海外へ留学している「日本人留学生」の採用理由

■期待する能力は「語学力」「コミュニケーション能力」「国際性」

海外へ留学している「日本人留学生」に対して期待する能力を聞いたところ、予測通り「語学力」が最も高く【全体】で61.6%となった。次いで「コミュニケーション能力」が55.9%、「国際性」が33.9%と続いた。「語学力」や「国際性」といった知識・教養面以外では「行動力」が33.7%、バイタリティが33.4%といずれも高く、異文化に飛び込むという「海外進学」を選択した行動力なども評価されているようだ。また、採用する理由については「優秀な人材確保のため」が最も高く【全体】で37.8%、次いで「外国語や国際性が必要な業務があるため」が29.7%となった。

【6】海外へ留学している「日本人留学生」を採用する上での課題
【7】「日本人留学生」の採用に「消極的」な理由

■課題は国内学生との「就職活動時期や採用手法」の違い

海外へ留学している「日本人留学生」を採用する上での課題を聞いたところ、「国内学生との就職活動時期の違い」が【全体】で40.1%と最も高い障害となっているようだ。次いで「国内学生と同じ様な採用手法をとれない(頻繁に接触できない等)」が39.5%となった。第3の課題については上場・未上場で意見が分かれ、【上場区分】では36.5%で「国内学生との卒業時期の違い」が、【未上場区分】では「社内にロールモデルがない(採用実績がない・少ない)」が31.1%となった。また【1】で「採用に消極的」と回答した企業にその理由を聞いたところ、【全体】で37.3%の企業が「海外事業所や語学を活かす職場がない(少ない)」、28.2%が「社内にロールモデルがない(採用実績がない・少ない)」と回答した。

 

◆「外国人留学生」について

 

【9】日本に留学している「外国人留学生」に対する採用スタンス
【10】今後、日本へ留学している「外国人留学生」の採用数について

■「外国人留学生」の採用はまだまだ消極的な状況

日本に留学している「外国人留学生」に対する採用スタンスを聞いたところ、「積極的に採用している」と「採用している」と回答した企業の割合の合計が【全体】で13.7%、【上場区分】で24.7%になったのに対し【未上場区分】では10.2%に止まった。採用数の増減についても聞いたところ、「増やす」と回答した企業の割合が【上場区分】で10.8%、【未上場区分】で8.8%という結果となり上場・未上場で意識に若干差があるようだ。

【11】日本に留学している「外国人留学生」の採用理由
【12】「外国人留学生」の採用に「消極的」な理由

■「外国人留学生」の採用はまだまだ消極的な状況

日本に留学している「外国人留学生」を採用する理由について聞いたところ、「国籍を問わず優秀な人材確保のため」が最も高く【全体】で56.7%、次いで24.3%で「特に理由はない」、22.4%で「外国語の必要な業務があるため」となった。一方で【9】で「採用に消極的」と回答した企業にその理由を聞いたところ、【全体】で42.7%の企業が「日本語での会話力」、35.8%が「海外事業所や語学を活かす職場がない(少ない)」と回答した。【上場区分】では「海外事業所や語学を活かす職場がない(少ない)」が18.4%と低く、代わりに「ビザなどの手続き」と「過去に採用実績がないから」が共に31.6%で「消極的」な理由の2番目に挙げられた。

調査概要

調査名 「2009年卒者新卒採用における人材ニーズ調査アンケート」
調査方法 Webアンケート、回答用紙を郵送・Faxにて返送
調査期間 2007年12月7日(金)~1月21日(月)
アンケート 送付対象 新卒採用実績のある国内優良企業8,000社
回答 592件
■回答の内訳
(1)『上場企業 』138社:『未上場企業』454社
(2)『製造業』254社:『非製造業』338社

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